大腸・直腸がんの体験談

悩みや不安を抱えたときにどのようにがんと向きあえばよいのか。
自分らしくがんと向きあう患者さんやご家族の体験談・メッセージなどをご紹介します。

みなさまの
体験談
患者
  • がんの治療を終了し、定期的な検査通院中

大腸・直腸がん 39歳 女性 主婦

自分らしくと言いながら、実は家族親戚以外には病気の事は全くといっていい程話していません。
治療後すぐに話した友人は、いつも私ががんであるという事を意識してしまう会話になっていってしまったのです。
私は運良く(?)外科的治療を受けることが出来、再発の不安もありますが完治する可能性もあり、病気のことを考えることなく日々家族と平穏に過ごせていることにとても幸せを感じています。
「がん」と聞いただけで死に行く人に向けるような視線や同情がたまらなくつらいのです。でも病気を話さず、がんで体調が悪いためにお誘いを何度もキャンセルしてしまい、疎遠になった友人もいます。
子供がまだ小さくて親戚も近くにいないので、自分が寝込んだときに「私がん治療中なの、誰か子供を見てて欲しいです!!」と声を大にして言いたかったこともありました。

今がんを公表する有名人達の多くは初期で生存率も高い人か、最期の人生をいかに生きるかをテーマに取り上げられる事が多い様に思います。
経過観察中の患者の心の浮き沈みや、体調の良し悪し、どうしても手助けが欲しいときは、手を差し伸べてもらえたらうれしいな・・・。と それから子育て中のがん患者にもっと公共的なサポートがあればうれしいなと思います。

勇気づけられた言葉、場面

最初の告知のときに、先生が力強い声で「完治する可能性が高いですから、がんばりましょう!」といってくださったり、別の病気で体調が悪くて新しい病院にかかったときに、「(化学療法)大変なのに、良くがんばりましたね」と、真剣に言ってくださったとき。

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