子宮がんの体験談

悩みや不安を抱えたときにどのようにがんと向きあえばよいのか。
自分らしくがんと向きあう患者さんやご家族の体験談・メッセージなどをご紹介します。

みなさまの
体験談
患者
  • がんの治療を終了し、定期的な検査通院中

子宮がん 43歳 女性 

2005年8月、子宮頸がんと宣告をうけました。42歳でした。高校生・小学生の2人の子供がいます。 出血があり、個人病院に検査にいきました。 ただの炎症くらいに思っていたのですが、細胞が変形しているものがあり、大学病院で検査をすることになりました。 そして、検査に行き細胞をとりました。

朝9時から長い時間待たされてやっと終わったのが昼過ぎでした。 帰る途中、出血が多く車のシートが血だらけになり、そのまま病院にもどり入院3日間すごしました。 その時は実感がなかったのですが、パソコンで病気のことをたくさん調べました。どれをとってもいいことなんて書いていませんでした。もし手術が成功しても生存率などみると、数%。ほんとに愕然としました。周りが何もみえなくなりましたが、私より主人の方がショックがおおきかったのです。食事ができないくらいでした。 そんな主人をみていたら自分は泣けない!!しっかりしなくちゃ。

でも、お風呂で泣きたいときもありました。9月に入院が決定し、約1ヶ月検査でした。10月から本格的に治療がはじまりました。 私の場合手術すると膀胱を傷つけてしまうかもしれない可能性もあり、 治療の選択では、手術か放射線かの選択で悩みました!! どっちでも怖いです。 結局は放射線と抗がん剤の併用での治療になりました。 外から行なう放射線治療はなんともなくできましたが、 抗がん剤投与のときは辛くて、においがとっても嫌でした。

石鹸の香り、歯磨き 食事の時間 病院の中にいる事さえ嫌。 逃げだしたくなりました。 中からの放射線治療もつらいものでしたが、がんばりました。翌年2006年1月退院。

勇気づけられた言葉、場面

その時、励みになったのが副業の仕事仲間のはげましでした。

また、入院中に読んだ本「がんばらなくていい」だったかな??その本を読んで涙が出ました。

何よりも がんばらなくていいんだよ! その言葉が私の気持を楽にしてくれました。

家族にも周りの方々にも <<感謝>>して生きていかなくてはいけないなーぁ!

生きてるって、ご飯が食べられるってしあわせだな〜って思います。

もしも私の体験がお役にたてるとうれしいです。

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