前立腺がんの体験談

悩みや不安を抱えたときにどのようにがんと向きあえばよいのか。
自分らしくがんと向きあう患者さんやご家族の体験談・メッセージなどをご紹介します。

みなさまの
体験談
患者
  • がんと診断されてから治療開始まで

前立腺がん 70歳 男性 会社員

 今年(平成21年)4月頃、仕事が多忙の中、尿道から出血があり気にしていた。6月末に意を決して近くの医院を訪ねた。PSA値が高いとのことで大学病院で超音波検査をした。大学病院で、生検・MRI・CT・骨シンチグラムなどの検査を経て早期がんで転移なしと判明。人並みに悩んでいたが、早期だったので少しは気が楽になった。

 私は生活習慣病もなく、70歳の今日まで元気で仕事をしてきた。3か月の検査期間中はがんの勉強をして万が一に備えた。10月10日に私の考えを病院へ伝え治療方針を決める。生活の質(副作用)、生き方(寿命など)、仕事への影響を考慮して判断する。
 長寿社会の病気だが平均寿命までは生きたい。

勇気づけられた言葉、場面

がんを告げたときの職場の社長の奥さんの励ましの言葉‘仕事より体を大事に’

同僚の気遣い‘通常と変わらない対応’