大腸・直腸がんの体験談

悩みや不安を抱えたときにどのようにがんと向きあえばよいのか。
自分らしくがんと向きあう患者さんやご家族の体験談・メッセージなどをご紹介します。

みなさまの
体験談
患者
  • がんの治療を継続中

大腸・直腸がん 38歳 女性 

私は3年前、大腸がんになり4ヵ月後には卵巣、子宮へ再発し「余命3ヶ月」の告知を受けました。当時小学5年生だった息子は今は中学2年、10ヶ月だった娘は3歳になりました。がんは今も進行中で、現在「肝臓」と「肺」に転移しています。治療は2週に1度の抗がん剤です。生きてる事が「申し訳ない」と何度思った事でしょう…「ママ、大丈夫?」と3歳の娘に言わせてしまっている事に自分を責めました。がんとの闘病は決して綺麗事ではない…綺麗に語る人は「がん」を忘れている人でしょう。この病気は「リアル」で「生々しい」のが現実です。もっとも私はその中で希望を見出したからこそ、今もまだ生きているのかもしれません。自分自身が今も尚「がん」と共存しているのには何か意味があるのだと思っています。

決して諦めない…私のプライドです。

こんな修羅場の中でも家族と過ごす時間が愛しくてたまりません。地獄を見てしまった私は、今すこしづつ這い上がっています。負けない…家族が私を支えている限り、私はその声に精一杯こたえてみせます。

勇気づけられた言葉、場面

日々の「おはよう」「いってらっしゃい」「おやすみ」「ありがとう」こんな普通の言葉に重みを感じます。自分は今「話せる」と言う事に感謝です。

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