胃がんの体験談

悩みや不安を抱えたときにどのようにがんと向きあえばよいのか。
自分らしくがんと向きあう患者さんやご家族の体験談・メッセージなどをご紹介します。

みなさまの
体験談
患者
  • がんの治療を継続中

胃がん 38歳 男性 自営業

2018年、胃がんの宣告を受けて胃2/3とリンパ節を摘出する手術を受けました。
胃がんとわかったのは、体の不調を感じはじめてから1年以上経過してからでした。会社の定期検診では何も問題なく、自分で総合病院を受診した際に発覚しました。病名を告げられた時は真っ白になってしまい。どのように帰ったのかもわかりませんでした。
すぐにがんセンターを紹介され、検査、手術と話は早く進んでいきました。早く決まっていったことは嬉しいことでしたが、気持ちの整理はなかなかつかない感じでした。手術は成功し、幸い転移も見られないため、経過観察になります。
副作用は、食後のダンピング症候群、嘔吐、突然下痢が水のように出てしまい出きるまで続くこともあります。この下痢についてはなかなか理解してもらえません。またとても疲れやすくなったと思います。ひとそれぞれ副作用が違うと思います。なかなか理解してもらえないことは難しいですが、必ず誰かは分かってくれると思います。
会社でも受け入れてもらえず、仕事を続けられませんでした。今は短い時間のパートを掛け持っています。
家族とは長く接する時間が増えたため、よかったと思っています。ツラい面を見せてしまうこともありますが、笑顔で過ごせることは何よりです。

長々と書かせて頂きましたが、誰か一人でも共感していただけることを願っています。

勇気づけられた言葉、場面

リウマチを長年患っている知り合いに、がんばったね。と声をかけてもらった時に、自分はがんばってたんだと感じることができ涙があふれでてしまいました。それ以来、スッキリしたのを覚えています。
ありがとうございます。感謝致します。