みんなの体験談
どうか一人で抱え込まず、相談をしてください
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治療中の方
2022年3月掲載
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男性:40代
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肺がんと診断を受け、手術をしました。リンパ節にも転移していたので、ステージ3Aでした。転移があり、術後補助化学療法を4クールおこないましたが、しばらくして再発しました。数年後にはがん性リンパ管症を発症し、かなり進行した状態で見つかりました。医師からは「次の薬が奏効しなければ、余命は半年くらいである」と言われました。何とか次の治療で奏効し、現在は分子標的薬を服薬しながら仕事と治療の両立を図っています。経験した中で、これからの患者さんに伝えたいことは、がんと宣告をされ、「仕事を辞めなければならない」と思うかもしれませんが、まずは冷静に待つことが必要だと思います。治療と仕事の両立が可能か?部署の異動が可能か?休業制度はあるのか?休業した場合、給料はどうなるのか?がん保険には加入しているのか?どうか冷静に考えてみることが必要です。また、経験上、職場の上司だけでなく、同僚の方達にカミングアウトした方が良いと思っています。私自身は最初は伝えられず、一人で抱え込んでいました。治療のために、定期的に通院が必要ですし、治療の副作用で今までのようなパフォーマンスが発揮できなくなることもあります。そのような状態については、しっかりと伝え、配慮をしてもらうべきだと思います。「同情」ではなく、「理解」をしてもらうことが必要です。一人で抱え込まず、がんの相談支援センターに相談しても良いですし、職場の方に相談しても良いと思います。どうか一人で抱え込まず、相談をしてくださいと言いたいです。