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就労継続・復職支援ツール

がん治療を継続しながら職場へ復帰し、治療と仕事を両立させていくためには、さまざまな工夫と支援が必要です。ここでは、がん患者さんが仕事を続けていく上で困ったときの相談機関、仕事を続けていくための情報を発信している機関、様々なツールを紹介します。

 がん治療から職場への復帰や治療と仕事の両立をサポートするために、現在、国をあげてがん患者さんの就労支援をおこなっています。そのための代表的な機関が、全国に400カ所以上指定されているがん診療連携拠点病院や地域がん診療病院に設けられた「がん相談支援センター」です。

 また、国立がん研究センターや静岡県立静岡がんセンターなどでは、がんについての情報発信に加え、がん患者さんの就労などについても独自の調査や研究を行い、調査からがん患者さんが仕事を続けていくための、さまざまな情報を提供しています。

 職場での問題や社会保険の活用の仕方という観点では、社会保険労務士会による電話相談などを利用することもできます。治療のために仕事を辞めた人たちが、仕事につきたいと思ったときの就労支援としては、ハローワークの「長期療養者就職支援事業」があります。

 そして、がん種別の患者会や患者支援団体などによる相談窓口もあります。同じがん患者としての視点で、具体的なアドバイスをもらえるのではないでしょうか。

 がん治療を続けながら仕事を続けていく上で、困ったとき、悩んでいるときに、まずは病気について相談するのは主治医、仕事については直属の上司だと思いますが、それでも悩みが解決しないとき、もっと他の人の意見も参考にしたいときは、ここで紹介する機関やサイトを活用してみてはいかがでしょうか。

仕事と治療について相談できる機関

がん相談支援センター

 全国のがん診療連携拠点病院や地域がん診療病院に設置された、あらゆるがんに関する相談窓口です。そこの病院に通院していない患者さんでも、ご家族でも、無料で相談できます。また最近は、社会保険労務士(社労士)による就労相談やハローワークの相談員による相談会などを設けているところもあります。就労相談の開催日時は、近くのがん相談支援センターに問い合わせてください。

 がん相談支援センターがどこにあるかは、「国立がん研究センター がん情報サービス」の一般向けサイト「がん相談支援センターを探す」から探すことができます。
https://hospdb.ganjoho.jp/kyotendb.nsf/fTopSoudan?OpenForm
また、「がん情報サービスサポートセンター」では、電話(0570-02-3410)でがん相談支援センターを探す手伝いをしてくれます。

がん相談ホットライン

日本対がん協会の、がんの電話相談です。がんに関する疑問や心配、不安などになどについて、患者さんだけでなく、家族や大切な人など、誰でも利用できます。また、社労士が就労相談にのる電話相談もあります。

  • がん相談ホットライン(無料)
    03-3541-7830(祝日・年末年始を除く午前10時〜午後6時)
  • 社会保険労務士による就労相談
    03-3541-7834(月〜金曜日、午前10時〜午後5時、事前予約制)

一般社団法人CSRプロジェクト

がん治療にともなう就労や再就職などについて相談でききる、患者支援団体です。がんを経験した社労士、産業カウンセラー、キャリアカウンセラーなどが対応します。下記のホームページから、専用フォームで申し込みます。

また、雇用継続や就職、復職への悩みや不安を、同じ体験をした人たちで語り合う集まりも開かれています。

がんと就労の電話相談(社会保険労務士会)

 各都道府県にある社労士会で、電話相談は各地で名称が違います。例えば東京都社会保険労務士会では「社労士110番」という無料電話相談や、面談による相談もあります。がん治療中に利用できる社会保険や、人事や労務に相談する場合の助言や情報提供を行っています。

 また、神奈川県社会保険労務士会ではホームページに、「がん患者等の就労支援事業」として、社労士が定期相談を行っている病院や就労相談窓口のサイトを紹介しています。

  • 社労士110番(東京都社会保険労務士会)
    03-5289-8844毎週月・水曜日の午前10時〜午後4時)

両立支援のためのお役立ちサイト

国立がん研究センター がん情報サービス

 一般の方向けサイトでは、がんの解説から、診断・治療について、生活・療養の支援制度など、信頼性の高い情報が掲載されています。近くのがん診療連携拠点病院の相談支援センターもここから探せます。また仕事に関するQ&Aをまとめた「がんと仕事のQ&A」も紹介されています。
https://ganjoho.jp/public/index.html

  • がんと共に働く 知る・伝える・動き出す
    がん患者さんが働き続けるために役立った工夫や、職場の対応、さまざまな取り組み事例が紹介されています。
    http://special.nikkeibp.co.jp/atclh/work_with_cancer/index.html
  • がんと共に働く まず一歩前へ
    「がんと共に働き、生きる」ことができる社会の実現のために、何をすればいいのか、どう考えればいいのか・・・。
    さまざまな立場から、体験談を基にした具体的なコメントが紹介されています。
    https://ganjoho.jp/pub/support/work/index.html

国立がん研究センター がん対策情報センター がんサバイバーシップ支援部

 「がん患者の就労継続及び職場復帰に資する研究」では、各種支援ツールが紹介されています。
https://www.ncc.go.jp/jp/cis/divisions/05survivor/05survivor_01.html#4tools

静岡県立静岡がんセンター

 ホームページの「患者支援・相談」から「暮らしの負担に関する悩みや助言」に入っていくと、「仕事への影響」というコーナーがあり、例えば「職場に病名を伝える」ときなど、仕事を続けていく上での、さまざまな助言が掲載されています。
https://www.scchr.jp/cancerqa/naiyou_37.html

 また、「サバイバーシップ」のページには、がんと向き合って生活していくための、さまざまな情報が掲載されています。
https://survivorship.jp/

両立支援のためのツール

わたしのメモ帳(患者さんのための がん治療による症状で困ったときの職場での対応ヒント集より)【厚生労働科学研究費補助金がん患者の就労継続及び職場復帰に資する研究班】

 現在困っている症状に対して、どう対策を取っていくか、整理することができるメモ帳です。印刷してご活用ください。
https://www.ncc.go.jp/jp/cis/divisions/05survivor/pdf/watashinomemo_v1.pdf

事業場における治療と職業生活の両立支援のためのガイドライン【厚生労働省】

治療と仕事が両立できるようにするため、事業場における取組などをまとめたものです。両立支援プランが策定されていない事業所の場合、このガイドラインや両立支援プランの様式を参照するように伝えてみましょう。
https://www.mhlw.go.jp/content/11200000/000490875.pdf


監修:国立がん研究センター がん対策情報センター

参考資料

  • 厚生労働科学研究費補助金「働くがん患者の職場復帰支援に関する研究―病院におけ
    る離職予防プログラム開発評価と企業文化づくりの両面から」研究班 がん治療ス
    タッフ向け治療と職業生活の両立支援ガイドブックVer.1 2017年
  • 厚生労働省 事業場における治療と仕事の両立支援のためのガイドライン 2019年3月
    改訂版
  • 国立がん研究センターがん情報サービスがんと仕事のQ&A 第2版 2014年
  • 東京都福祉保健局 がん患者の就労等に関する実態調査報告書 2014年
  • がん対策推進基本計画(第3期) 2018年3月

2019年7月掲載

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