検査って?画像検査
主にリンパ節におけるがん細胞(病変)の有無や広がりの程度について、画像検査機器を用いて確かめます。
体への負担が少ない超音波(エコー)検査1,2)
画像検査の中では、体への負担が少ない検査です。プローブを体にあて、体内から跳ね返ってくる超音波を画像化します。この検査でリンパ節の腫れの状態(形状や数)、大きさなどを確かめます。

病変の大きさや広がりを調べるCT検査・MRI検査1,2)
CT検査ではX線を使い、体内(リンパ節や脾臓など)の病変の大きさ・広がりを調べます。マントル細胞リンパ腫(MCL)の病期を決める際の参考になります。MRI検査はCT検査と同様、病変の大きさ・広がりを調べます。磁気を用いて画像を撮影するため、被ばくのリスクがありません。

病変の場所を特定するFDG-PET/CT
(PET-CT)1-3)
がん細胞には、ブドウ糖を多く取り込む性質があり、その性質を利用した検査です。具体的には、微量の放射性物質を組み込んだブドウ糖(FDGという薬)を血管から注入し、特殊なカメラで撮影することで病変の場所を特定できます。また、治療後に病変が残っているかを判定するときにも使われます。

体験した検査について
- Bさん:
- リンパ節の腫れに不安を感じ、かかりつけ医の紹介で検査専門のクリニックでMRIの画像検査を受けました。その結果は、「悪性リンパ腫であることを否定するのは難しい」というもので、大変動揺しましたが、診断には至りませんでした。その後PET-CTの検査を受け、結果は頭頸部リンパ腫に矛盾しないとの画像診断でした。
消化管への浸潤を確認する内視鏡検査1)
消化管にがん細胞が浸潤している可能性がある場合、追加の検査として行うことがあります。
- 一般社団法人日本血液学会 編:造血器腫瘍診療ガイドライン第3.1版(2024年版).
- 永井正:図解でわかる 白血病・悪性リンパ腫・多発性骨髄腫, 法研, 2016.
- 飛内賢正ほか 監修:悪性リンパ腫治療マニュアル(改訂第5版), 南江堂, 2020.