どんな治療がある?マントル細胞リンパ腫(MCL)の
治療:
経過観察を行う方

治療を行わずに経過観察を行う場合、どのような点に注意したらよいかについてご紹介します。

進行がゆっくりなマントル細胞リンパ腫(MCL)もある

マントル細胞リンパ腫(MCL)の中には、病気の進行がゆっくりなタイプがあります。このタイプは、一般的なMCLとがん細胞の形状や遺伝子が異なることが多いといわれています。このような場合には、治療を行わずに経過観察となります1)。ただし、診断時に進行がゆっくりなタイプを見分けるのは難しいとされています1)

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MCLの経過

定期的な通院は欠かさないで

進行がゆっくりなMCLでは、症状があまりみられない方もいます。ただし、経過観察の途中で、通常のMCLのように進行してくることもあるので、定期的な通院は欠かさないようにしてください。また、日々の生活でどのようなことに気を付けたらよいか、主治医に確認しましょう。

気になる症状が出たらなるべく早く医療機関に連絡を

経過観察中に気になる症状があらわれたら、なるべく早く医療機関に連絡しましょう。例えば、発熱した、体重が減ってきた、リンパ節れやしこりができた・または大きくなってきた、大量の寝汗が出た、などの症状です。
なお、診察を受けている医療機関が遠方にある場合には、前もって主治医と相談して近隣のかかりやすい医療機関を決めておくことをお勧めします。

発熱、体重減少、大量の寝汗、リンパ節の腫れ・しこりなどの症状が出たら医療機関に連絡しましょう
  • 一般社団法人日本血液学会 編:造血器腫瘍診療ガイドライン第3.1版(2024年版).