乳がんの体験談

悩みや不安を抱えたときにどのようにがんと向きあえばよいのか。
自分らしくがんと向きあう患者さんやご家族の体験談・メッセージなどをご紹介します。

みなさまの
体験談
患者
  • がんの治療を継続中

乳がん 33歳 女性 

入籍して1カ月のタイミングで乳がんの診断を受けました。
海外で2人だけの挙式とハネムーンをしようと、夫と旅行サロンを回っていた矢先でした。なぜこんな幸せなときに、と思いました。
私の父は若くしてがんで他界していることから、どうやって母に伝えよう、将来子どもは産めるのか、など将来のことを思うと、悔しい気持ちと不安な気持ちが入り混じり、外出もおっくうになってしまいました。

その後、手術、放射線治療を終え、ホルモン治療を開始して2カ月が経ちました。始めは特に副作用を感じませんでしたが、2カ月目あたりから物忘れがひどくなり、認知機能の低下や、イライラや焦燥感が出てきて、楽しいことが日常からなくなった、と感じることもあります。
これから5年間服薬治療が続きますが、少しでも穏やかに楽しく過ごすための方法を模索しています。

勇気づけられた言葉、場面

同じ症状の方と、体験や感じたことを話し合うだけでも、気持ちが楽になります。

そして、この体験を役立て、これからは少しでも乳がんになる人が少なくなることを願い、何かできればと考えています。