医療用語は専門家が使うため、一般の方々には耳慣れない言葉が多いと思います。ここでは、がん医療で比較的多くつかわれる用語について説明いたします。
医療用語は専門家が使うため、一般の方々には耳慣れない言葉が多いと思います。ここでは、がん医療で比較的多くつかわれる用語について説明いたします。
前立腺肥大症は、前立腺の病気のなかでもっとも多くみられる病気です。前立腺肥大症とはいわゆる臨床的な概念で、良性前立腺腫大(Benign Prostate Enlargemen,BPE)に膀胱下(尿道)閉塞(Bladder Outlet Obstruction,BOO)、下部尿路症状(Lower Urinary Tract Symptoms,LUTS)が絡み合った複合的な臨床像と定義されています。
すなわち、良性前立腺腫大は内腺(尿道を取り囲む部分:移行領域)で発生するため、尿道が圧迫され狭くなる(尿道閉塞)ことで、尿がでにくい、トイレの回数が多くなる、尿をしたあとすっきりしない、などの自覚症状(下部尿路症状)があらわれます。排尿に関連する症状があらわれるようになると日常生活に支障をきたすこともあるため、適切な治療が必要になります。しかし、なかには前立腺腫大があっても症状がみられない人もいます。