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分からないこと、不安に思うことなど、よくある質問に専門医がお答えしています。
家族歴
家族に前立腺がんにかかった人がいる場合でも、検査は年に1度でよいのですか?
前立腺がんは、発生してから10~20年くらいの期間は、進行がゆるやかですから、家族に前立腺がんにかかった人がいる場合でも、早めの40歳から毎年1回、必ずPSA検査を受けていれば、過度に心配する必要はないでしょう。
ただ、1種類で完璧な検査方法はありません。PSA検査だけでは発見できないがんも15~20%は存在しますから、前立腺がんになりやすいと心配な場合は、直腸内触診、画像検査(経直腸的超音波《エコー》検査、前立腺MRI検査)などと組み合わせた検査を泌尿器科専門医で受けるようにするとよいかもしれません。
父が前立腺がんで亡くなりました。私もなりやすいのでしょうか?
前立腺がんの発症と家族歴については、以前から研究が進められていますが、欧米ではすべての前立腺がん患者のうち、遺伝性のものが5~10%という報告があります。たとえば、父親、兄弟に前立腺がんの患者さんが1人いるとリスクが2倍、2人いるとリスクが5倍になるといわれています。家族に前立腺がんの患者さんがいる人では、若い年齢で発症することもありますので、40歳ぐらいからPSA検査を受けることが勧められます。



