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前立腺がんへのよくある質問

監修:
群馬大学名誉教授 黒沢病院予防医学研究所所長 山中 英壽 先生
協力:
黒沢病院予防医学研究所 熊坂 文成 先生/加瀬 嘉明 先生

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分からないこと、不安に思うことなど、よくある質問に専門医がお答えしています。

家族歴

家族に前立腺がんにかかった人がいる場合でも、検査は年に1度でよいのですか?

前立腺がんは、発生してから10~20年くらいの期間は、進行がゆるやかですから、家族に前立腺がんにかかった人がいる場合でも、早めの40歳から毎年1回、必ずPSA検査を受けていれば、過度に心配する必要はないでしょう。

ただ、1種類で完璧な検査方法はありません。PSA検査だけでは発見できないがんも15~20%は存在しますから、前立腺がんになりやすいと心配な場合は、直腸内触診、画像検査(経直腸的超音波《エコー》検査、前立腺MRI検査)などと組み合わせた検査を泌尿器科専門医で受けるようにするとよいかもしれません。

父が前立腺がんで亡くなりました。私もなりやすいのでしょうか?

前立腺がんの発症と家族歴については、以前から研究が進められていますが、欧米ではすべての前立腺がん患者のうち、遺伝性のものが5~10%という報告があります。たとえば、父親、兄弟に前立腺がんの患者さんが1人いるとリスクが2倍、2人いるとリスクが5倍になるといわれています。家族に前立腺がんの患者さんがいる人では、若い年齢で発症することもありますので、40歳ぐらいからPSA検査を受けることが勧められます。

私は前立腺がんですが、子や孫にも遺伝するのでしょうか?

前立腺がんは、子や孫に必ず遺伝するわけではありません。
がん細胞の発生には、遺伝子の変異(何らかの原因で遺伝子が変化すること)が関与していますが、遺伝子の変異は生まれつきの要因だけではなく、タバコや食生活などの後天的な要因によっても起こります。後天的な要因で起こった遺伝子の変異はがん細胞に限定してみられるため、子や孫には遺伝しません。
一方、生まれつきの要因は、子や孫に受け継がれることがあります。ただし、要因を受け継いでも必ず前立腺がんを発症するわけではありません。

関連ワード
遺伝子変異検査
がん発症の関係性

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