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医療者とのコミュニケーション

五十音順 | 状況別 |  調査からみた医療用語

がん医療用語:五十音順

診察や治療など、医療者との会話で耳にするいくつかの医療用語を集めて解説しています。五十音順で探すことができます。

  • ア行
  • カ行
  • サ行
  • タ行
  • ナ行
  • ハ行
  • マ行
  • ヤ行
  • ラ行
  • ワ行

EBM(イービーエム)
科学的根拠に基づき、患者さんの状況や価値観に配慮し医療にあたること。Evidence-based Medicineの略。
医師個人の経験や勘に頼るのではなく、実際によ り多くの人に対する治療において効果や安全性がどうであったかを示す客観的 な科学的証拠に基づいて治療にあたることを意味します。科学的な証拠がなく、 権威のある人の意見による治療はEBMの上では低いレベルで治療としては推奨 されません。医師は科学的根拠に基づいたうえで、かつ患者さんの状況や価値観 に配慮して治療方針を示します。 患者さんにとっては、自分の受ける治療が EBMに準じる治療であるのかどうかを知ることは治療の有効性・安全性を知る 意味でも大切です。

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異型度(イケイド)
がん細胞の形が正常細胞とどれだけ違うかの度合い。
がんは成長するうちに、もともとの正常な細胞の形や大きさが変化します。正常な細胞とがん細胞を比較して、どれだけ形や大きさが異なっているかを示す異型度は、がんの顔つき(悪性度)を意味します。顔つきが悪いがんは顔つきの良いがんに比べて悪性度は高くなります。異型度はグレード1、2、3という数字で表され、数字が大きいほどがんの顔つきが悪いことを意味します。

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一過性(イッカセイ)
ある症状や状態が一時的に起こるが、しばらくすると消えてしまうこと。
病気にはある時期に症状がでても長くは続かず、自然に元の状態に戻るものがあります。こうした症状を一過性といいます。

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インフォームド・コンセント
患者さんが医師から診療内容について説明を受け納得し同意すること。
従来は医師が治療を決定し、患者さんは医師を信頼してすべてを任せる傾向がありました。しかし最近では、医師は治療の選択肢を示したうえで、それぞれの効果と危険性について十分説明することが重要とされています。治療の決定権を持っているのは患者さん自身だという考え方が、その背景にあります。とくにがん治療では、手術や長期に渡る治療も多く、文書による説明と同意が不可欠です。
診療内容で不明なことがある場合はあとで確認ができるように、日頃から医師の説明を受ける場合はメモをとる習慣をつけましょう。

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エストロゲン
主に卵巣でつくられる女性ホルモン。卵胞ホルモンともいいます。
性周期全般に渡り分泌されますが、排卵前後に最も多く分泌されます。女性ホルモンは体の様々なところに関係するホルモンです。がんの中には、このエストロゲンに影響をうけて増えるがん(乳がんなど)もあります。そのためホルモンに影響を受けるタイプの乳がんの場合、エストロゲンの分泌を抑えたり、エストロゲンが乳がんの細胞に働きかけることを防いだりする薬を用いたホルモン療法が行われます。

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X線検査(エックスセンケンサ)
X線が体を通過し映し出された濃淡で体の透視図を得る検査。
X線を体に当てたときに、骨や筋肉などの組織成分の違いによって、X線の通り抜ける量に違いがでます。その違いが白黒の濃淡となって画像として写し出されるしくみです。例えば、肺のX線検査の場合、正常の肺は空気で満たされているためX線が素通りしてフィルム上に黒く写ります。肺の一部にがんがあれば、がんのかたまりはX線の通りが悪いために白く写り、その位置と形と大きさから、肺がんの診断をします。そのまま撮影する単純撮影と、より詳しい画像を得るための薬剤(造影剤)を使う造影撮影があります。健康診断にも利用されている検査で、X線の発見者の名前をとってレントゲン検査ともいわれています。

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エビデンス
治療法や薬の効果を明らかにする科学的根拠・証拠。
現在、医療の世界では科学的根拠・証拠(エビデンス)に基づく治療が重要だと考えられています。そのエビデンスに基づいた医療が、EBMのひとつの柱です。これは医師個人の経験や勘に頼るのではなく、例えば、ある抗がん剤を多くの患者さんに使用した結果、実際に効果や副作用がどうであったかを示す科学的に客観的な証拠に基づいて治療にあたることを意味するものです。ガイドラインや標準治療はエビデンスに基づいて検討されたものであり、医療従事者だけでなく、患者さん自身が適切な治療を受けるためにも大切なものです。

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MRI検査(エムアールアイケンサ)
磁気を使って体の断面図を描く検査。MRIは磁気共鳴断層撮影の略。
体に強い磁場をかけた状態にすることにより、正常な組織と異常な組織を区別して、断面図を白黒で描き出します。診断に必要な臓器や部位の断面を縦、横、斜めなど自由に撮影でき、立体図を描くこともできます。病気の診断や進行具合を詳しく調べるときに行う検査です。患者さんは寝台にあおむけに横たわった状態で検査を受け、検査にかかる時間は約20〜30分程度です。
磁気で悪影響を受けるペースメーカーなどの医療機器を体につけている人は、この検査を受けることができませんので、必ず申し出るようにしてください。その場合は、他の検査を組合わせて診断を進めることになります。

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遠隔転移(エンカクテンイ)
最初にがんができた臓器とは離れた別の臓器にがんが見つかること。
治療によってがんが治ったと思われる場合でも、検査ではわからない程度の小さながんが残っていて、血液やリンパ液を経由して、最初にできた場所とは遠く離れた別の場所で見つかることがあります。これを遠隔転移といいます。がんの種類によって、がんが転移しやすい場所も違いますが、骨、肺、肝、脳などが比較的転移が起こりやすい臓器であることがわかっています。転移は、がんがこわい病気として恐れられる大きな理由のひとつです。

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延命(エンメイ)
生きる期間を延ばすこと。
がんの場合、発見が遅れたりすると、完全に治すことが難しい場合があります。その場合、がん細胞を殺すことを目的にするのではなく、免疫力を高めたり、体力の充実を図ったり、不快な症状を和らげたりして、少しでも長い期間、気持ちよく生きることができるような医療体制を組むことも大切です。狭い意味では、QOL(生活の質)にかかわりなく、生きている状態を維持することのみの治療を指して使われることもあります。近年、こうした延命医療に対しては、多くの患者さんが懐疑的になっています。

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オンコロジー
がんを研究する学問。腫瘍学。
がんの検診、診断、治療、痛みを和らげる取り組み、精神的なケアなど幅広い領域を取り扱います。つまり、がんの分野全体をあらわす言葉として用いられています。ただし、米国ではオンコロジーといえば腫瘍内科を意味しているため、治療については外科療法や放射線療法を含まず、主に化学療法のことを指します。

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