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医療者とのコミュニケーション

五十音順 | 状況別 |  調査からみた医療用語

がん医療用語:状況別

診察や治療など、医療者との会話で耳にするいくつかの医療用語を集めて解説しています。状況別に探すことができます。

  • 診察
  • 検査
  • 手術
  • 治療・ケア
  • 服薬・その他

異型度(イケイド)
がん細胞の形が正常細胞とどれだけ違うかの度合い。
がんは成長するうちに、もともとの正常な細胞の形や大きさが変化します。正常な細胞とがん細胞を比較して、どれだけ形や大きさが異なっているかを示す異型度は、がんの顔つき(悪性度)を意味します。顔つきが悪いがんは顔つきの良いがんに比べて悪性度は高くなります。異型度はグレード1、2、3という数字で表され、数字が大きいほどがんの顔つきが悪いことを意味します。

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一過性(イッカセイ)
ある症状や状態が一時的に起こるが、しばらくすると消えてしまうこと。
病気にはある時期に症状がでても長くは続かず、自然に元の状態に戻るものがあります。こうした症状を一過性といいます。

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インフォームド・コンセント
患者さんが医師から診療内容について説明を受け納得し同意すること。
従来は医師が治療を決定し、患者さんは医師を信頼してすべてを任せる傾向がありました。しかし最近では、医師は治療の選択肢を示したうえで、それぞれの効果と危険性について十分説明することが重要とされています。治療の決定権を持っているのは患者さん自身だという考え方が、その背景にあります。とくにがん治療では、手術や長期に渡る治療も多く、文書による説明と同意が不可欠です。
診療内容で不明なことがある場合はあとで確認ができるように、日頃から医師の説明を受ける場合はメモをとる習慣をつけましょう。

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遠隔転移(エンカクテンイ)
最初にがんができた臓器とは離れた別の臓器にがんが見つかること。
治療によってがんが治ったと思われる場合でも、検査ではわからない程度の小さながんが残っていて、血液やリンパ液を経由して、最初にできた場所とは遠く離れた別の場所で見つかることがあります。これを遠隔転移といいます。がんの種類によって、がんが転移しやすい場所も違いますが、骨、肺、肝、脳などが比較的転移が起こりやすい臓器であることがわかっています。転移は、がんがこわい病気として恐れられる大きな理由のひとつです。

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延命(エンメイ)
生きる期間を延ばすこと。
がんの場合、発見が遅れたりすると、完全に治すことが難しい場合があります。その場合、がん細胞を殺すことを目的にするのではなく、免疫力を高めたり、体力の充実を図ったり、不快な症状を和らげたりして、少しでも長い期間、気持ちよく生きることができるような医療体制を組むことも大切です。狭い意味では、QOL(生活の質)にかかわりなく、生きている状態を維持することのみの治療を指して使われることもあります。近年、こうした延命医療に対しては、多くの患者さんが懐疑的になっています。

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既往歴(キオウレキ)
これまでかかったことのある病気の履歴。
健康状態の移り変わり、出産経験、薬の副作用、輸血の有無など、健康に関連することがらも既往歴に含まれます。既往歴を知ることで、医師は患者さんの体質や治療法の向き不向きを判別することができます。既往歴によっては、使えない薬や治療法もあります。 既往歴は自分で伝えないと医師にはわからないので、初めて訪れる医療機関や、手術が必要なときなどは、自分の既往歴を整理したメモを持参して、正しく伝えることが大切です。

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局所再発(キョクショサイハツ)
がんがいったん治ったようにみえたのに、最初にできた場所の近くに再びがんが見つかること。
治療によってがんが治ったと思われる場合でも、検査ではわからない程度の小さながんが残っていたり、みえないけれどもがん細胞が周囲に広がっていて最初にできた場所の近くに、しばらくたってからがんが再び見つかることがあります。これを局所再発といいます。手術で取り除くことが可能な大きさの場合は、根治手術が行われることもありますし、放射線治療が行われる場合もあります。

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血中濃度(ケッチュウノウド)
ある薬が血液中に存在する濃度。
一般に薬を飲んでから、あるいは注射をしてから、ある一定の時間が経過した後に血中濃度は一番高くなり、その後、時間とともに低くなります。その時間は薬によって異なります。薬は血中濃度が一定に達するまでは効果が現れません。また、一定の濃度を超え、一定時間以上その状態が続くと逆に中毒や副作用の症状が出てしまいます。薬は血中濃度を考えて、どのくらいの分量を使えばいいか決められています。したがって、決められた分量以上を使うと副作用が強く現れます。また、決められた分量より少ないと効果が現れません。
薬を飲む場合は、医師や薬剤師の先生の指示に従い、決められた量を、決められた時期に飲みましょう。

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原発巣(ゲンパツソウ)
がんが最初にできた場所にある、がんのかたまり。
がんは最初、どこかの場所にできて、それが増えてかたまりを作り、大きくなるなかでがん細胞は周囲のリンパ節などへと広がり(浸潤)、血液中やリンパ液中を流れて原発巣を離れて運ばれ、まったく別の場所に転移して新たなかたまりを作り始めます。最初にどこにできたがんかを見極めることは、治療方針を立てるのに大切な情報です。ただし、原発巣が非常に小さかったり、発見しにくいところだったりする場合は原発巣がわからないこともあります。その場合は、ある程度の予測を立てながら、治療を進めていくことになります。

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告知(コクチ)
病名や病態を医師が患者さんに伝えること。
患者さんが病状の説明を受けることも含まれます。自分自身の病気の状態を知り治療を選択するという自己決定権の考え方からも、医師は本人に告知するのが一般的です。告知によって患者さんは自分の病状を知るだけでなく、病状を知ることで様々な治療の選択肢を知ることができ治療に積極的に取り組むことができます。また告知は患者さん自身が自分らしい生活を送るためにも患者さん、家族にとって重要なことです。しかし、一般にはがんが「死にいたる病い」と受けとめられているため、がんと告げられると患者さんは「頭の中が真っ白になった」と訴える場合が多いのです。その状態から3週間くらいかかって立ち直るのですが、この過程に対する精神的なサポートも告知に伴う大切な側面です。

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再燃(サイネン)
病気が治りきらないまま病状・症状がいったん治まった後で、同じ病状・症状が再びあらわれること。
これに対して、いったん治ったようにみえた病気が再び発症することを再発といいます。がんの場合、検査精度の限界やゆっくりと病気が進むなどの特徴から、がんが治ったと言えるかどうかの判別が難しく、再燃と再発の区別が難しい場合もあります。薬による治療中の再燃は、薬への耐性なども考慮にいれ治療が組み立て直されます。

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再発(サイハツ)
いったん治ったようにみえた病気が再び起こること、発生すること。
一方、病気が治りきらずに、一時的に治まっていた症状がぶり返すことを再燃といいます。がんの場合、検査でがんがみえなくなり、症状もなくなった後しばらくして、同じ種類のがんが見つかったときは、再発がんと呼びます。再発した場所がもとの場所と同じ場合は局所再発、違う場所の場合は転移と呼ぶこともあります。再発の場所やがんの状況に応じて、手術や放射線療法、抗がん剤による治療あるいはその組合わせによる集学的治療などが行われます。

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自覚症状(ジカクショウジョウ)
患者さん自身が、自分の体の一部又は全身が異常であると感じる症状のこと。
痛みや呼吸困難、発熱などはもちろんのこと、違和感、不快感、不安感を伴うものなど、目に見えないけれども自分で感じる異常も含めて、すべて自覚症状です。自覚症状は検査などでは確認できないので、自分で正確に伝えないと医師にはわかりません。 気になる自覚症状がある場合は、診察のときに医師に伝えることが大切です。一方、外側から目で見てわかる異常、画像検査でわかる異常や検査数値でわかる異常など、医師が客観的に確認できる症状のことを他覚所見といいます。医師は、患者さんの訴える自覚症状と、検査から得られる他覚所見を総合して正しい診断を得ることに努めています。

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持続(ジゾク)
同じ状態を保ち続けること。
「効果が持続する」や「吐き気が持続する」などのように使われます。医学用語ではありませんが、聞き言葉では意味がわかりにくくなる言葉の一つです。ある状態がそのまま同じ状態でしばらくの間続いていくことを意味し、漢字をみれば誤解はあまりないでしょう。

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腫瘍(シュヨウ)
細胞が異常に増殖した結果生じるかたまり。
人間の体を作っている細胞のうち、なんらかの原因で細胞が異常に増え続け、かたまり(腫れ物)となった状態を腫瘍といいます。腫瘍には他の臓器まで広がったり、転移したり、細胞が無限に増殖することを特徴とする悪性腫瘍と、その場だけにとどまる良性腫瘍があります。悪性腫瘍のことをがんと呼んでいます。腫瘍が見つかったとき、それが悪性か良性かを見極めるために生検や細胞診検査などの検査が行われます。 がんの中には、白血病などかたまりをつくらない場合もあるため、それらと区別するために固形腫瘍と呼ぶこともあります。

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進行がん(シンコウガン)
手術などで取り除くことが難しいくらい病気の程度が進んだ状態のがん。
他の臓器などに広がっていたり、転移したりしていて、外科手術だけでは取り去ることができないような段階にあるがんのことをいう場合もあります。がんの種類によって早期がんの定義が異なるため、進行がんの定義も一律ではありません。多くの場合、他の臓器への広がり、転移などがみられる場合に進行がんと呼んでいます。

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浸潤(シンジュン)
がんが周囲の組織へ広がること。
例えば、進行した直腸がんが膀胱にまで広がると膀胱浸潤と呼びます。がん細胞が周囲の組織や血液・リンパ節などに広がることも指します。これに対して、がん細胞が血液やリンパ系によって、最初にできた場所から離れたところに運ばれ、運ばれた先で新たにがん細胞が増える場合を転移といいます。なお、白血球やリンパ球が炎症部位に集まることも浸潤といいますが、これは炎症細胞の浸潤と呼ばれ、がんの浸潤とは別のできごとです。

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生存率(セイゾンリツ)
がんと診断された人が生きている確率。
病院のがんの治療成績をあらわす指標としても使用される場合があります。ある一定期間に治療を受けた人のうち、どれだけの人が生存しているかを示す数字で、がんの治療成績を示す指標として使われています。1年生存率、5年生存率、10年生存率などが主に使用され、がんの種類に応じてどれが使用されるのかは異なります。あくまでも統計的な指標であり、病期毎の平均値を示すものであるため、患者さんそれぞれの状況によって違い、必ずしもその確率になるとは限りません。

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セカンドオピニオン
主治医の診断や治療指針に対し別の医師の意見を聞くこと。(最初に診断し治療法を提示した医師ではない、別の医師による意見を聞くこと。)
がんの場合、手術療法、化学療法、放射線療法など複数の治療法があります。それぞれ専門的な知識が必要で、一人の医師がすべてに精通することは難しい状況になりつつあります。主治医からすすめられた治療について、さらに確信のあるものにしたい場合などに、専門領域や立場の異なる専門医に診断と治療法について改めて意見を聞いて、患者さんが自ら治療法を選択する際の参考にします。
セカンドオピニオンを受けた場合は、その情報を参考に治療の決定について主治医と相談することが大切です。

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早期がん(ソウキガン)
検査などで診断できるごく小さながんで、がんの成長する過程の中で早い段階のがん。
表在がん、初期がんともいいます。一般的には、ごく小さいがん、粘膜に限局している(とどまっている)がん、他の臓器に転移していないがん、治る確率の高いがんなどを指して漠然と使われています。早期がんの厳密な定義は、臓器ごとに定められています。早期がんでないものは、進行がんと呼びます。例えば、食道の早期がんの場合、食道の粘膜のどこまでがんが広がっているか、その深達度(深く到達している程度)によって3段階の、そして粘膜の下まで浸潤している場合もその程度によって3段階に分類されています。各段階によってリンパ節転移の頻度が違うため、このように詳細に分類されているのです。

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組織型(ソシキケイ)
がんができた場所の細胞や組織の種類。
上皮細胞(臓器の内側と外側を含む表面部分の細胞)にできたがんをがん腫、筋肉や神経組織、骨など上皮細胞以外にできたがんを肉腫といいます。がんの9割以上はがん腫で、がん腫はさらに、(1)偏平上皮がん=皮膚などの細胞に似て、角化を伴い、粘膜表面にできる、(2)腺がん=内臓の分泌物を出す上皮にできる、(3)未分化がん=最初にどこにできたのかわからないがんなどに分けることができます。がんの種類によって、組織型はさらに細かく分かれていて、それぞれがんの性格も違うため治療法もそれぞれ異なります。

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耐性(タイセイ)
治療や薬に対して体が示す抵抗性。
ある治療をしたときに、初めは大きな効果があっても、繰り返して治療するうちに、その効果が小さくなることがあります。これが耐性です。抗がん剤などの薬に対する抵抗性には、患者さんの体の状態とがん細胞側の状態の2つがあります。患者さんの体の状態に関係する抵抗性には、その薬が体の中で代謝されやすくなって効果がなくなる場合や、排泄されやすくなって効果を発揮する前に体からどんどん失われて効果が小さくなる場合などが考えられます。がん細胞側の抵抗性としてはがん細胞の性質が変化して、薬剤の効果を受けにくくなるなどがあります。

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治癒(チユ)
病気やけがが完全に治ること。
がんの場合、治療によって検査でみつけられるがんはいったんなくすことができても、再びがんがぶり返すこと(再発または再燃など)が珍しくありません。検査の精度に限界があるため、非常に小さながんが体に残っていても、わからないことがあるからです。病気がぶり返すことがない状態にまで回復したと判断されるときに、治癒という言葉が使われます。がんでは一般に、治療後5年を一つの区切りとし、5年を治癒の目安としています。

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TNM分類(ティーエヌエムブンルイ)
がんの進行度を判定する基準で、国際対がん連合が採用している病期分類。
病期とはがんの進行度を示します。Tは発生したがんの大きさ・広がり・深さの程度を、Nは周囲のリンパ節へのがんの広がりぐあい(浸潤)を、Mは他の臓器へのがんの転移の有無を数値で示しています。T、Nは0〜4の5段階、Mは0と1の2段階の数字を付けて大きく分類する仕組み。0は「無い」ことをあらわし、1〜4は数字が大きいほど程度が重いことを示します。たとえば乳がんでは、しこりが大きいほどTの数字が大きくなりますし、Nは1なら腋のリンパ節への転移が疑われます。Mは0なら乳房から遠い場所には転移がないことを、1なら転移があることをあらわし、例えばT2N1M0などと表現します。詳細は臓器ごとに異なり、それぞれ分類の基準が定められています。

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転移(テンイ)
がんが体内の他の場所に飛び火すること。
がん細胞はどんどん増えてかたまりを作りますが、そのうちの一部のがん細胞が血液やリンパ液の流れに乗るなどして、別の場所に飛び火し、そこで新たなかたまりを作り始めます。これが転移と呼ばれるものです。がん細胞の転移は、骨や臓器など多岐にわたりがんの種類によって転移しやすい場所もさまざまです。転移があると、もともとがんができた場所だけを手術で切り取ったり、放射線で治療したりしても、がんを治したとは言えません。一般に、転移を伴うような進行がんでは治療が非常に難しくなります。つまり、転移があるかどうかは、治療法を決める際の大切なポイントの一つです。

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肉腫(ニクシュ)
筋肉、骨、神経などに発生する悪性の腫瘍。
がん(悪性腫瘍)を作っている組織細胞の違いによって、がんを分類することができます。皮膚や臓器の表面(外側および内側)をおおっている上皮細胞からできた悪性腫瘍をがん腫、筋肉や神経組織、骨など上皮細胞以外からできた悪性腫瘍を肉腫といいます。脂肪肉腫とか横紋筋肉種というふうに、肉腫が発生した組織の名前で呼ばれます。がんのうち9割以上はがん腫です。なお、悪性腫瘍全般を指すときには、ひらがなの「がん」がよく使われます。

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病期分類(ビョウキブンルイ)
病気の進行度を判定する基準。
病期のことをステージともいいます。病気の状態に応じた治療法を選ぶ際の重要な目安となるほか、治療後の状態を予測するときにも役立ちます。がんの場合は、国際対がん連合が採用しているYNM分類をもとにして、大きく0〜4期までに分けられています。がんの種類(がんのできた臓器)によって分類法が異なります。

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病変(ビョウヘン)
病気によって生じる体の組織の病的な変化。
がんにかかると、必ず組織に変化が起こります。内視鏡などで病気により変化している部分を観察すると、がんかどうか判断のつく場合もあります。また、その部分の組織をとって顕微鏡で観察すると、がんの有無、がんのタイプなどがわかり、診断を確定させることができます。また、X線やCT、MRI検査などから、画像として変化をとらえることもできます。したがって病変の様子は、治療法を決めるために必要な情報の一つです。

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分化度(ブンカド)
がん細胞が正常細胞とどの程度異なるかを指すもの。
悪性度とほぼ同じ意味です。細胞は徐々に成熟して特定の機能を担う細胞になり、その後寿命が尽きて死んでいきます。成熟していく過程を分化といい、成熟の程度を示すことが分化度です。正常な細胞は分化度が高く、がん細胞は成熟度が逆行していくことが多いため、分化度が低い(未熟な)がん細胞ほど、悪性度が高いといえます。つまり、分化度が高いほど、正常細胞に近いということができます。がん細胞でも、もとの正常な細胞だったときの形や働きをかなり持っているものを分化がん、あるいは高分化がんといい、これは正常細胞に近いため悪性度は低いと考えられています。正常細胞だったときの名残がみられない未熟な細胞を低分化がん、もとの細胞が判別できないものを未分化がんといい、悪性度が最も高いと考えられています。

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末期がん(マッキガン)
治療による回復が見込めず、余命が短いと予測される状態のがん。
がんの病期が進んでいるために治療が難しい場合に、末期がんといいます。さまざまな治療が効かなくなった場合や、がんが見つかった時点ですでにあちこちの臓器に転移して治療が難しいこともあります。余命3カ月以内を指すことが多いのですが、末期がんと診断された場合でも、個人差が大きく、気力、体力、栄養状態などによって余命は変わります。

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薬剤感受性テスト(ヤクザイカンジュセイテスト)
採取したがん細胞に、ある薬が効くかどうかを試し予測する検査。
抗がん剤の場合、効き目があるかどうかには個人差があるため、効き目があるかどうかを事前に確かめようとする試みがなされています。それが薬剤感受性テストと呼ばれるものです。試験管に患者さんの体から採ったがん細胞を入れ、薬剤を反応させるテストです。ただし、試験方法や精度がまだ十分確立されていないため、研究途上といえます。現在は、がん組織の遺伝子を解析して、抗がん剤の効果を予測しようとする研究の方が活発です。

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予後因子(ヨゴインシ )
病気の経過の見通しに影響を及ぼす要素。
がんの場合、がんのできた場所、がんのタイプ、病気の進みぐあい、リンパ節への広がり、他の場所への転移、年齢、合併症、治療法の成績などが予後を予測する要素となります。予後因子の検討は、最適な治療法を選ぶ際の参考になります。

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余命(ヨメイ)
今後、どれくらいの間生きることができるかの見通し。
これは、これまでの患者さんたちの統計的な予測数値であって、一人の患者さんの未来を予測するものではありません。つまり、医師から余命を告げられた場合であっても患者さんの体力や精神力などによって個人差があり、医師から告げられた余命は必ずしもそのとおりになるとはかぎらず、一つの目安となるものです。医師にとって、余命を推測することほど難しく、かつ患者さんに告げにくいことは、他にはあまり多くありません。

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罹患率(リカンリツ)
ある病気にかかっている人の割合。
特定の期間(たとえば1年)を区切って、ある集団の中に新たにその病気にかかった人が何人いるかを示す数値。人口10万人、あるいは1,000人あたりに何人という形で示されます。似た言葉で意味の違う有病率という用語があります。有病率は調査時点で、何人の患者さんがいるかを示す数値です。予防への取り組みがどれくらい効果をあげているか、などを調べるときは、罹患率を使います。2006年時点での日本人のがん罹患率は約30%であり、日本人の3人にひとりが、がんにかかる計算となります。

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