膀胱がんと生きる
患者さんが語る“治療後の生活”
※本サイトに掲載している体験談は、個々の患者さんへのインタビューの内容に基づき作成しています。病状や経過、治療への向き合い方などはお一人おひとり異なります。また、本サイトに記載されている症状などがあっても、膀胱がんとは限りません。ご自身の症状で気になることがあれば、医療機関を受診し、医師にご相談ください。
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性別男性
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診断時の年齢70代前半
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現在の年齢70代後半
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診断筋層非浸潤性膀胱がん
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治療歴経尿道的膀胱腫瘍
切除術
(TURBT)、
膀胱内注入療法
治療後
再発して2回目のTURBTを実施後、3ヵ月に1回通院し膀胱鏡検査とCT検査を交互に受けています。膀胱鏡検査は局所麻酔で行うため痛みはありませんが、管を挿入する際に違和感があり、これは何回受けても慣れませんね。先生が「息を吸って、吐いて」と声をかけて手際よく進めてくださるので、私も頑張って検査を受けています。
2回目のTURBTから5年経過していますが、定期検診は継続して受けています。それによって再発しても前回のように早期に発見し、迅速に対処してもらえるという安心感があります。実際、先日受けたCT検査で膀胱がんの転移ではないものの、別の場所にがんがみつかりました。定期検診のおかげで早期に発見できて、本当によかったと思っています。
がんについて色々と調べるようになりました。インターネットでがんに関する記事を読んだり、テレビでがんの特集をみたりすることが増えました。また、病院の待合室で、膀胱がんを経験された方と食事や運動など普段の生活で気を付けていることについて情報交換するうちに、他の患者さんとのつながりができました。
TURBTを受けるために約1週間入院した後、体が動きにくくなったので、適度な運動を続けることが大切だと思うようになりました。無理なく毎日7,000~8,000歩を目安に歩くようにしています。
また、免疫力を高めるといわれている食べ物や飲み物を意識して摂取したり、水分を多く摂るように心がけたりすることで、健康維持に努めています。