膀胱がんと生きる
患者さんが語る“治療後の生活”
※本サイトに掲載している体験談は、個々の患者さんへのインタビューの内容に基づき作成しています。病状や経過、治療への向き合い方などはお一人おひとり異なります。また、本サイトに記載されている症状などがあっても、膀胱がんとは限りません。ご自身の症状で気になることがあれば、医療機関を受診し、医師にご相談ください。
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性別男性
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診断時の年齢40代後半
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現在の年齢50代前半
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診断筋層非浸潤性膀胱がん
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治療歴経尿道的膀胱腫瘍
切除術
(TURBT)
治療後
経尿道的膀胱腫瘍切除術(TURBT)を受けた後、最初のうちは尿意がわかりづらい時期がありましたが、事前に先生からそのような症状が出ることもあると説明を受けていたので、心の準備はできていました。長時間トイレに行けない状況では尿取りパッドを使用したり、尿意がなくてもトイレに行けるタイミングをみつけて行くように心がけていました。
TURBTの後、先生からは「Dさんは膀胱の壁を深く削ったため、強く力むとまれに膀胱壁に穴が開いてしまうおそれがあります。しばらくは、なるべくお腹に力を入れないようにしてください」と言われていました。私の職場は力仕事が多かったので、どうやって復帰すればよいのか悩みました。
そこで職場に相談したところ、まずは力を入れずにできる軽い業務から始めさせてもらうことになり、少しずつ仕事に戻ることができました。職場には膀胱がんだったことも伝えていて、周りの方に配慮してもらいながら勤務していました。支えてくれた職場の皆さんには感謝しています。
治療前から運動が習慣になっており、治療後も力仕事ができるようになったタイミングで運動を再開しました。週に2日ほどスポーツジムに通い、トレーニングマシンで体を動かしています。また、ウォーキングもしています。
職業柄、体幹を鍛えておく必要があるので、無理のない範囲で運動を続けるようにしています。
3回目のTURBTを実施後、最初の1年は3ヵ月ごと、2年目からは6ヵ月ごとに定期検診を受けていました。5年ほど経ったところで年に1回になり、現在も年1回のペースで膀胱鏡検査と尿検査、エコー検査を受けています。5年経過したときに先生から「状態は落ち着いていますが、Dさんは再発の経験もあるので年1回の定期検診を継続しましょう」とお話があり、約10年経った今も続けています。
今でも検診の前日は「何もなければいいな」と緊張する気持ちはありますが、検査を受けて問題ないと言われると、やはり安心しますね。再発を早くみつけるためにも、定期的に検査を受けることは大切だと感じています。
膀胱がんを早期発見するためには、気になる症状があればできるだけ早めに病院を受診することが大切だと思います。私の場合、排尿時に痛みと血尿が出ていたのですが、しばらく様子をみてしまいました。今振り返ると、違和感を覚えた時点ですぐに受診していればよかったと感じています。
TURBTを受けた後は、がんを削り取った部分に痛みが出ることがあり、傷が治るまでは無理をせず休むことも必要だと思います。でも、時間が経つにつれて少しずつ体調も落ち着き、元の生活に戻れるようになると実感しています。
また、再発の早期発見・早期治療のために、治療後も定期検診をしっかりと続けることが大事だと思います。
不安なことは一人で抱え込まず、先生とよく相談しながら、前向きに治療に取り組んでほしいです。