膀胱がんと生きる
患者さんが語る“治療後の生活”
※本サイトに掲載している体験談は、個々の患者さんへのインタビューの内容に基づき作成しています。病状や経過、治療への向き合い方などはお一人おひとり異なります。また、本サイトに記載されている症状などがあっても、膀胱がんとは限りません。ご自身の症状で気になることがあれば、医療機関を受診し、医師にご相談ください。
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性別男性
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診断時の年齢70代前半
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現在の年齢70代前半
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診断筋層浸潤性膀胱がん
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治療歴術前化学療法、
膀胱全摘除術
治療後
新たに尿をためておく場所となるストーマ装具(パウチ)をお腹に付けて生活するようになりました。手術後にもストーマ外来の先生が病室に来て、装具の交換方法について指導してくださいました。
入院中から自分で装具を交換できるように練習していましたが、うまくいかずに漏れてしまうことがありました。看護師さんに手伝ってもらったものの、慣れていない方だとやはり漏れてしまうことがあって、装具の交換はなかなか難しいと感じていました。
退院後も装具交換に不安があったため、訪問看護で装具の交換をしてくれるサービスがあることを知り、入院中に看護師さんへ相談しました。すると対応してくれる事業所をいくつか紹介してもらえたので、自宅から近い事業所にお願いすることにしました。
現在は週に2回、自宅に看護師さんが来て装具を交換してくれています。しっかり取り付けてもらえるので安心して過ごせていますが、手術から半年以上経つので、そろそろ自分でも交換できるように練習しようと思っています。
洋服のお直しの店で、ズボンの右側の太ももあたりにファスナーを付けてもらっています。ファスナーを開けると装具の排出口を出せるので、小便器でも排泄物の処理ができるようになりました。この工夫のおかげで、個室トイレが混んでいるときでも、わざわざ別のトイレを探さずに済むようになりました。
水分は1日2.5Lを目安に摂るようにしています。ストーマ造設後に腎盂腎炎になったことがあり、その際、先生から細菌による感染が関係することがあるため、ストーマの周辺を清潔に保つことに加えて、水分をしっかり摂るように指導を受けました。
また、尿が装具にたまってくるとふくれて重くなるため、水分を多く摂る分、外出時はコンビニなどトイレのある場所をみつけたら、こまめに排泄物を処理するようにしています。
日々の体調管理として、食生活においても塩分や糖質を摂りすぎないように心がけています。
また、尿が装具にたまってくるとふくれて重くなるため、水分を多く摂る分、外出時はコンビニなどトイレのある場所をみつけたら、こまめに排泄物を処理するようにしています。
日々の体調管理として、食生活においても塩分や糖質を摂りすぎないように心がけています。
退院してからまだ半年ほどなので、経過観察は始まったばかりですが、定期的に受診して血液検査やCT検査を受けています。今後も引き続き定期的に経過をみていく予定です。
今はほとんど手術前と同じような生活に戻り、朝5時から犬の散歩に行ったり、車でいろいろな場所へ出かけたりしています。
家では軽い運動も兼ねて、できる範囲で家事をするようにしています。装具を付けている影響で、かがむ動作は少し苦手なので、窓やテーブルを拭く、お皿を洗う、洗濯物を干すなど、立った状態でできる家事を中心に行っています。
膀胱がんになったときは妻に心配をかけてしまいましたが、家事や以前と同じ生活をしている私の元気な姿をみて、今は安心してくれているようで、よかったと思っています。
メッセージ
私自身、最初は膀胱を摘出してストーマを造設した後、生活が大きく変わってしまうのではないかという不安がありました。でも実際に治療を受けてみると、思っていたほど困ることばかりではなく、今は以前と変わらない日常を少しずつ取り戻しています。
ストーマの生活には慣れが必要ですが、少しずつ自分のペースで工夫していくことで、うまく付き合っていけるようになると思います。膀胱全摘除術を受けることになったとしても、前向きな気持ちで治療に取り組んでほしいです。