納得して治療を
受けるために
患者さんが語る“治療決定までの経緯と治療の実際”
※本サイトに掲載している体験談は、個々の患者さんへのインタビューの内容に基づき作成しています。病状や経過、治療への向き合い方などはお一人おひとり異なります。また、本サイトに記載されている症状などがあっても、膀胱がんとは限りません。ご自身の症状で気になることがあれば、医療機関を受診し、医師にご相談ください。
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性別女性
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診断時の年齢50代後半
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現在の年齢50代後半
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診断筋層非浸潤性膀胱がん
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治療歴経尿道的膀胱腫瘍
切除術
(TURBT)
健康診断~診断
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健康診断の尿検査で尿潜血を指摘されたことが、最初のきっかけでした。その時点ではあまり深刻に受け止めず、しばらく様子をみていました。その後、頻尿や残尿感など膀胱炎のような症状が出ることがありましたが、若い頃から同じような症状がたまにあったので、そのときも「いつものことかな」と思っていました。
ところが健康診断から半年以上経ったある日、血尿が出て、インターネットで調べてみると膀胱がんの可能性もあることを知りました。しかし、膀胱炎など別の疾患が原因という情報も多く、がんだとは考えたくなくて、「疲れのせいだろう。きっと大丈夫」と自分に言い聞かせ、さらに様子をみることにしました。
それでも不安が残り、1ヵ月ほど経ってから「やはり一度診てもらおう」と泌尿器科クリニックを受診しました。そこでエコー検査を受けたところ、「影のようなものがみられます。それが腫瘍の可能性もあるので、別の病院を紹介します」と言われました。紹介先の病院で膀胱鏡検査を受けた結果、膀胱がんと診断されました。
それでも不安が残り、1ヵ月ほど経ってから「やはり一度診てもらおう」と泌尿器科クリニックを受診しました。そこでエコー検査を受けたところ、「影のようなものがみられます。それが腫瘍の可能性もあるので、別の病院を紹介します」と言われました。紹介先の病院で膀胱鏡検査を受けた結果、膀胱がんと診断されました。
紹介された病院を受診するまでの間に自分でも調べてみると、膀胱にできる腫瘍は良性より悪性が多いという情報を目にしました。その時点で「おそらく悪性だろう」と思い、ある程度覚悟ができていたので、膀胱がんと診断されたときも、受け止めるしかないという気持ちでした。
治療費については、がん保険に入っていて、診断後に確認すると保険金を受け取れることがわかったので、それほど心配はありませんでした。
治療法の提案~決定
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まず、経尿道的膀胱腫瘍切除術(TURBT)という内視鏡手術で、がんを切除するという説明がありました。
先生は膀胱の図が掲載された資料などを使いながらTURBTについて詳しく説明してくださったので、内容はとてもわかりやすかったです。
さらに、TURBTの際に追加の方法として、光力学診断(PDD)を行うことを提案されました。これは、事前に薬を服用することにより、手術中に特殊なライトで照らすとがんが光って確認しやすくなるというもので、がんの取り残しを減らせる可能性があるという点がメリットだと説明を受けました。一方で、薬を服用した後はしばらく直射日光や強い光に当たらないよう注意が必要であることも教えていただきました。
手術自体はやはり不安でしたが、内視鏡手術ということだったので、開腹手術に比べると体への負担は少ないだろうと思い、不安はそこまで大きくありませんでした。
PDDについては、先生の説明を聞いたうえで、取り残しがないほうが安心だと思ってお願いすることにしました。
治療実施
TURBTは下半身麻酔下で行われたため、手術中も意識はあり、先生の会話などが聞こえる状態でした。事前に治療について調べたり、同じ治療を受けた方のブログを読んだりしていたので、手術中の流れがイメージできており、先生の会話から手術が問題なく進んでいる様子だったので、不安が和らぎました。
手術後に先生から「目にみえるがんの部分はすべてきれいに取りましたよ」と言っていただいたときは、とてもほっとしました。
また、後日TURBTの病理検査の結果について先生から「がんは膀胱の筋層に達していませんでした。また、転移もみられません」と説明を受けたときは本当に安心しました。