※本サイトに掲載している体験談は個々の患者さんのご経験をインタビューした

内容に基づき作成しています。病状や経過、治療への向き合い方などはお一人おひとり異なります。

G様の発症 / 診断に関する体験談

G様の発症 / 診断に関する体験談

肝切除/焼灼、薬物療法などの治療歴があるG様
肝切除/焼灼、薬物療法などの治療歴があるG様
G様
60代後半
同居家族:
同居家族:
性別   :
男性
発症時年齢:
60代
現在の年齢:
60代後半
現在の職業:
無職
現在の状態:
経過観察中
既往歴  :
A型肝炎、十二指腸潰瘍、C型肝炎
※患者さんの名前は仮名です。
肝がんヒストリー
G様 肝がんの病歴
G様
発症 / 診断
C型肝炎の治療後に、突然肝細胞がんと診断され落ち込んだ
発症 / 診断
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 人間ドックで肝臓の検査数値に異常があり、精密検査でC型肝炎の診断を受けていました。インターフェロンなどの治療を8年ほど行い、ウイルスが消失したため、その後は半年おきに血液検査、1年ごとにCTで経過観察をしていたところ、血液検査で異常値が出て、CTで肝細胞がんがわかりました。C型肝炎ウイルスの治療をしていた頃にもらったパンフレットには、「ウイルスが消失してもがんになること、がんになる前に肝硬変になるプロセスがある」と書いてあったため、肝硬変になるかもしれないと気持ちの準備はありましたが、いきなりがんの診断だったので、とても驚きました。当時調べた肝細胞がんの5年生存率は他のがんと比べても低く、また再発するリスクも高いと知り、大変落ち込みました。同時期に遠方の母が心不全で亡くなったこともあり、諸手続きや法要なども自分がやらなくてはならず、この頃のストレスは大きかったです。