※本サイトに掲載している体験談は個々の患者さんのご経験をインタビューした

内容に基づき作成しています。病状や経過、治療への向き合い方などはお一人おひとり異なります。

からくり様の肝切除 / 焼灼に関する体験談

からくり様の肝切除 / 焼灼に関する体験談

肝切除/焼灼、TACE、薬物療法などの治療歴があるからくり様
肝切除/焼灼、TACE、薬物療法などの治療歴があるからくり様
からくり様
60代後半
同居家族:
妻、猫
同居家族:
妻、猫
性別   :
男性
発症時年齢:
60代
現在の年齢:
60代後半
現在の職業:
公務員(相談員)
現在の状態:
抗がん剤治療中
既往歴  :
2型糖尿病、慢性肝炎、B型肝炎
※患者さんの名前は仮名です。
肝がんヒストリー
縦にスライドするとご覧いただけます
からくり様 肝がんの病歴
からくり様
肝切除 / 焼灼
腹腔鏡手術で肝臓の約半分を切除
肝切除 / 焼灼
下線が引いてある単語を選択すると、用語解説をご覧いただけます。
 定期検査を受けていた医師からご紹介いただいた病院でより詳細に調べてみると、もう1箇所、がん化しそうな部分がみつかりました。そこも切除した方が良いだろう、と、最初に見つかった腫瘍を含めて腹腔鏡で肝臓の約半分を切除する手術を受けました。入院期間は2週間ほどだったと思います。設備も整っており、先生も慣れておられるようでしたので殆ど不安はありませんでした。腹腔鏡手術は、初日の麻酔が醒めるまでは多少混乱しましたが、穴を開けた皮膚の痛みがあった程度です。術後2日目には自分で立ち上がれるほど回復し、3日目にはリハビリのために院内を歩き始めましたが、痛みは全くありませんでした。
聖路加国際病院 相談支援センター AYAサバイバーシップセンター 医療連携室 がん相談支援室 橋本 久美子さん
看護師からの一言
看護師 橋本様
 多くの治療は、患者さんにとって初めてのご経験だと思います。医療者は、手術などの治療によって体にどのような変化が起こり、どのように回復していくのかがイメージできるよう、支援しています。術後の経過をご自身でイメージできると不安も軽減されると思います。どのように日常生活に戻っていけるのかを具体的に想像できると、より治療と向き合いやすくなりますので、ご不安のある方は何度でも医療者にお話を聞いてみてください。
 また、術後の痛みは当たり前だ、と我慢せず、ご遠慮なく医療者にお伝えください。痛みをコントロールする方法もありますし、術後経過の異常の早期発見につながることもあります。