膀胱がんの治療

病期別の治療方針

膀胱がんの治療法には「経尿道的膀胱腫瘍切除術(TURBT)」、「膀胱内注入療法」、「膀胱全摘除術・尿路変向術」、「薬物療法」、「放射線療法」などがあります。
これらの治療法に関するこれまでの研究結果や使用経験に基づき、がんの病期(進行度)ごとに最適な治療方針(標準治療)があります。自分のがんの状態や治療方針について理解し、主治医とよく相談して納得のいく治療法を選択するようにしましょう。

病期別の治療方針

病期別の治療方針
膀胱全摘除術を実施せず膀胱温存療法を検討する場合もある。
  1. 日本泌尿器科学会編:膀胱癌診療ガイドライン2019年版[増補版], 医学図書出版, 2023, p5をもとに作成