膀胱がんの治療

筋層非浸潤性膀胱がんの治療

治療のながれ

筋層非浸潤性膀胱がんの患者さんでは、1回目の経尿道的膀胱腫瘍切除術(TURBT)による検査の結果に基づいて、薬物療法の実施を検討します。また、2回目の経尿道的切除術(TUR)を実施した後に、 薬物療法が行われる場合もあります。

筋層非浸潤性膀胱がんの治療のながれ
筋層非浸潤性膀胱がんの治療のながれ

※:膀胱全摘除術を実施する場合もある。

薬物療法

筋層非浸潤性膀胱がんでは、TURBT後にがんが再発したり筋層まで進展するリスクがあり、そのリスクを総合的な評価によって低リスク・中リスク・高リスク(超高リスクを含む)に分類します。
このリスク分類をもとに、再発・進展を予防することを目的として、抗がん剤膀胱内注入療法、BCG膀胱内注入療法、BCG膀胱内注入療法+免疫チェックポイント阻害薬のいずれかの治療の実施が検討されます。


膀胱内注入療法は、尿道からカテーテルを通して膀胱内に抗がん剤または結核予防ワクチンとしても利用されるBCG(カルメット・ゲラン桿菌)を注入する治療法です。

膀胱内注入療法
膀胱内注入療法
  1. 医療情報科学研究所編:がんがみえる 第1版,
    メディックメディア, 2022, p460をもとに作成