乳がんの体験談

悩みや不安を抱えたときにどのようにがんと向きあえばよいのか。
自分らしくがんと向きあう患者さんやご家族の体験談・メッセージなどをご紹介します。

みなさまの
体験談
患者
  • がんの治療を継続中

乳がん 45歳 女性 

平成14年10月末に自分で右乳房にしこりを見つけ11月初旬に診察検査を受けステージUといわれ右乳房全摘手術、右腕リンパ節切除同時に乳房再建手術を受けました。現在ホルモン注射を4週間に一度受けています。自分ががんになった驚きはありましたが、家族の誰でもなくがんになったのが自分でよかったと思い、神様や仏様、ご先祖様に感謝しました。入院生活は、傷口の痛みや右手不随によるリハビリなど初めてずくめの毎日でしたが、反面沢山の乳がん仲間と知り合い案外前向きに楽しい入院生活をおくることができました。入院前から夫とは別居状態でしたが、退院して4ヶ月後に離婚しました。私の病気や離婚やその後の闘病生活の体験がもしお役にたつならと思いメールしました。

勇気づけられた言葉、場面

入院時に「みんなに迷惑かけてごめんな、どんなお礼を皆にさせてもらったらいいかなあ?」って当時高校3年の息子に言った際息子が「おかんが元気になることが何よりのお礼になるんやで」と言ってくれたことと、当時15歳で私に反抗し学校にいかず深夜徘徊などしていた不良娘が「私のせいでお母さんががんになってしまった!ごめんな!死なんといて!!」と泣きながら私に言ってくれた事が一番うれしかったです。もちろん娘のせいでがんになったわけではありません。娘に「あんたのせいじゃないしな、お母さんがうまれたときから与えられた試練なんやから、絶対死んだりしないから!」と泣きながら答えました。それからも子供たちは、夫の代わりに私を精神的経済的に支え続けています。本当に感謝しています。

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