さまざまな症状の伝え方:痛み
痛み
痛みはがん患者さんによくみられる症状のひとつです。痛みそのものもつらいですし、痛みを感じることによりがんが進行しているのではないかと心配になりがちです。しかし、痛みはがん以外の原因によって生じることも少なくありません。その原因をきちんと見きわめて、あなたに適した治療やケアが受けられるよう、がまんせずに医師や看護師などの医療スタッフに伝えるようにしましょう。痛みの感じ方やつらさを他の人にうまく伝えるのは、難しいことかもしれません。まずは、あなた自身のことばで感じたままを伝えてみてください。表現の仕方がわからない場合は、以下のリストを使って、あなたの痛みがどのようなものなのか整理してみましょう。より伝えやすくなるのではないでしょうか。
記載日
1. いつから
2. 痛む場所
いくつでも
印刷したあと、痛いところを塗ってください。
3. 痛くなる状況
その他
4. 痛む強さ1)
1)耐えられない痛みを「10」としたとき、今の痛みは“いくつ”?
赤丸をスライドさせて痛みの度合いを示してください。
- 0
- 1
- 2
- 3
- 4
- 5
- 6
- 7
- 8
- 9
- 10
痛くない
最もひどい痛み
2)痛みがつらくて
その他
5. 痛みの状態1) 2)
その他
6. 痛みの期間・時間1)
その他
- 特定非営利活動法人 日本緩和医療学会 ガイドライン統括委員会: がん疼痛の薬物療法に関するガイドライン 2020年版
- 国立がん研究センター がん対策研究所 「痛み」
- 監修
- 国立がん研究センター がん対策情報センター本部 副本部長
若尾 文彦 先生 - 更新月
- 2024年10月