さまざまな症状の伝え方:だるさ・倦怠感
だるさ・倦怠感(しんどい・なんとなくの不調)
身体が重い。これまで普通にできていたことがおっくうになった。できれば、今すぐ横になりたい。がん患者さんが感じるだるさや倦怠感は、本人にとってはとてもつらい反面、医師や看護師などの医療スタッフにはつらさが伝わりづらい症状のひとつです。どんなときにだるさや倦怠感があるのか、日常生活にどのくらい影響しているのか、あなたのだるさ・倦怠感をシートに記載して、より具体的に示してみましょう。医療スタッフに上手に症状を伝えることができれば、適切なサポートを得やすくなるでしょう。
記載日
1. いつから
だるさ・倦怠感が特につらいと感じるのはいつ?
している間ずっと
2. だるさ・倦怠感の状態
1)身体的なだるさ・倦怠感
2)精神的なだるさ・倦怠感
3)認知的なだるさ・倦怠感
3. だるさ・倦怠感の強さ1)
赤丸をスライドさせてだるさ・倦怠感の度合いを示してください。
1)最も強いだるさ(倦怠感)を「10」としたとき、
今のだるさ(倦怠感)は“いくつ”?
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だるさなし
これ以上考えられないほどのだるさ
そのだるさ・倦怠感は、以下それぞれの日常生活をどの程度、妨げましたか
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支障なし
完全に支障になった
2)歩くこと
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3)身のまわりの作業(歯磨き、着替え、入浴など)
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4)家事や仕事
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5)対人関係
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6)生活を楽しむこと
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- Okuyama T, et al.: J Pain Symptom Manage. 2003; 25(2): 106-17.
- 監修
- 国立がん研究センター がん対策情報センター本部 副本部長
若尾 文彦 先生 - 更新月
- 2024年10月