乳がんの体験談

悩みや不安を抱えたときにどのようにがんと向きあえばよいのか。
自分らしくがんと向きあう患者さんやご家族の体験談・メッセージなどをご紹介します。

みなさまの
体験談
患者
  • がんの治療を継続中

乳がん 40歳 女性 会社員

2007年6月(当時38歳)彼が発見してくれた。 「胸にしこりがあるから病院行ってみれば?」と・・・。 「何言ってるの?」と思いながらも自分で触ってみたら、かなり大きなしこり。 なんとなく気になったので、病院を予約して検査に。 その病院はマンモグラフィーとエコーの2種類の検査を別の日に行うとのこと。 初回はマンモグラフィ。
胸の小さな私はマンモグラフィでは全く問題がなく、先生も「大丈夫でしょう」とのこと。

翌検査はエコー。
エコーでは、その大きなしこりが浮き彫りに・・・。
あの時の検査結果を見る先生の険しい顔は忘れられない。
それから更に検査を進め、7月4日に乳がんの診断。

治療方法は、術前化学療法(4週に1回、4サイクル)→乳房温存手術→術後ホルモン療法。

7月末には1回目の術前化学療法のための抗がん剤投与。
用意していたカツラを着用して仕事をする。
(先に会社には報告しておいたので、カツラのことで嫌な思いをしたことはない。)
但し、抗がん剤を投与した1週間は毎回会社を休んでしまった。

(乳がんは痛みもなく体調の変化もなくとても気付きにくい病気だと思う。
正直抗がん剤を投与するまでは健康体そのものでした。
抗がん剤治療を始めたことにより、一気に病人になった気がした。)

その、私にとって大変だった抗がん剤治療が4回終わったところで手術(10月中旬)。
術前の先生の説明によると 「しこりが乳首の真下にあるために、乳首が残せれば残すけど場合によっては・・・」 とのことだった。
しかし、乳首は今も健在!!

リンパ節への転移もなく、術後は直ぐに趣味のソフトボールができるように。
現在は月に1度ホルモン療法のために通院。
すっかり元気になりました。

勇気づけられた言葉、場面

乳がん診断前に彼との結婚話が出ていた。

しかし、治療を始めたら5年は子供を作れないと言われ、取りやめるつもりで切り出したら、

「死ぬわけでもなし・・・子供のことは5年後に考えればいい」

と、闘病中の2007年8月に入籍しました。



その他、家族、友達、いろいろな人に励ましの言葉をもらい、元気をもらいました。

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