肺がんの体験談

悩みや不安を抱えたときにどのようにがんと向きあえばよいのか。
自分らしくがんと向きあう患者さんやご家族の体験談・メッセージなどをご紹介します。

みなさまの
体験談
家族
  • がんの治療を終了

肺がん 44歳 女性 派遣社員

父が急に入院すると言った。続いていた咳がひどくなり、もしや結核か?と不安に思っていた頃だった。どこの病院かを尋ねると、地域のがんセンターだという。父は家族に何も言わず、一人で診察を受け、告知を受けていた。タバコを吸わない父が、肺がんになるとは思わなかった。医者嫌いの父を、もっと早く病院に連れて行っていればと後悔した。医者は「片肺をとることになる」と言っていたが、その後の検査で、骨に転移していることがわかり、積極的な治療は何一つ行えなかった。

勇気づけられた言葉、場面

入院してしばらくして、となりの病室のご家族と知り合った。お互い夜間に付き添っていて、休憩しに待合室のソファーに座りに来たときだった。その方もお父様が、末期の膀胱がんで、毎晩苦しんでいる状態にあった。部位は違えど、同じ境遇の方といろいろ話ができて、気持ちが少し和らいだ。

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