肺がんの体験談

悩みや不安を抱えたときにどのようにがんと向きあえばよいのか。
自分らしくがんと向きあう患者さんやご家族の体験談・メッセージなどをご紹介します。

みなさまの
体験談
患者
  • がんの治療を継続中

肺がん 31歳 女性 

私は、タバコも吸わず健康で普通の主婦でした。が!夫と離婚のため話し合いなどで夜中も話しあっていたせいか疲れやすくなっていました。私は離婚したくなかったので必死でした。けど、彼のほうは離婚することを決めていて私の話も聞いてくれない状態で、そんな中会社の健康診断で肺に影があると言うことに・・・。 そこの先生が「肺がんになるには若すぎるのできっと違う病気でしょうから安心して再検査受けてくださいとのこと」

私も仲の良い同僚に、離婚そして肺がんだったら本でも出せるなぁ〜なんて話しながら軽い気持ちで今年の7月初め再検査。なんと再検査の結果、先生の顔が曇った。「あぁ〜まさか!」すぐにCTなど精密検査にまわされ、外科へ。 調べていくと結局、肺がんステージVA、左上肺。腺がん即手術が7月24日に決定。頭はついていかずあれよあれよと入院の日。先生から手術の方法の説明。

な、なんともしかしたら私はもう手術ができない状態かも、最悪な状況であるかもしれないことがわかりました。 先生が私と私の両親にもし手術時間が2〜3時間で終了した場合は、今後の人生について考えておいてください。(母はここで号泣してしまい)先生の説明はその後も淡々と続き、左上肺の摘出だけでなく、左上下肺の摘出やリンパ節も切除しなければいけないかもしれないと言われました。(左上下肺摘出になるリスク、輸出によりリスク、神経除去によるリスクなど・・・)

結局、手術は約7時間かかって左上肺切除だけで成功!けど、目で見える分がなくなっただけであなたの場合は、潜んでる可能性が高いので抗がん剤治療&放射線治療も受けてもらいますとのこと。なのでまた内科に入院。が、私の場合放射線治療はやらず抗がん剤だけで治療したほうが効くという報告があったらしいので、抗がん剤(4クール)だけになり、今治療中です。

やはり副作用があり、落ち込みました。まだ今治療中と言う事もあり今でも勝手に涙が出ます。けど、これから自分らしく生きるために

せっかく、皆に助けてもらった命。がんばって残りの治療を受けていきます。まだまだ、不安で泣けてくるけど皆一緒にがんばりましょうね!!!

勇気づけられた言葉、場面

大好きな大学の時の友達が、第一回目の抗がん剤治療の副作用で落ち込んでいる時「早く元気になって本当の笑顔を見せてくれ!」

やっぱり、副作用で落ち込んでいるときに、「苦しい事を乗り越えると、その苦しい事は楽しかった思い出に絶対なるよ」