がんになっても -がんの治療を、その人「らしい」生活のなかで。-

アストラゼネカ

文字サイズ

がんの患者さんやご家族の体験談、自分に最適ながん治療にたどり着くための情報を紹介しています

  1. HOME
  2. やってみる
  3. さっとできる、家族が笑顔になる料理
  4. 食事の“量”を食べられないときの栄養アップ術

食事の“量”を食べられないときの栄養アップ術

食欲がなく、量を食べられない日もあるかもしれません。そんなときに知っておきたい、少しの量でも栄養を摂りやすい食事のコツや食べ物をご紹介します。
食事は毎日続くもの。無理をしていると、楽しいはずの食事が義務になってしまいます。
食べられないときは無理をせず、気分のよい時に食べられるものを食べましょう。

少しのプラスで、栄養アップ!

少しのプラスで、栄養アップ!

食事の量を食べられないとき、プラスしたいのは脂質です。脂質は、少量でもエネルギーを摂取できる栄養素なので、量が食べられないときでもエネルギー量を増やすポイントになります。

<普段の食事のプラスポイント>

■味噌汁にプラス

味噌汁には「ごま油」や「バター」を加えるのがおすすめ。ごま油やバターのいい香りも食欲をそそります。

■食パンにプラス

食パンにはジャムやはちみつの他に、「バター」「ピーナツクリーム」をプラス。「クリームチーズ」もよく合いますよ。

■スープにプラス

あっさりしたスープもおいしいですが、水の半量を「牛乳」や「豆乳」にしてポタージュにするとのもおすすめです。また、仕上げに生クリーム」を入れると味わいもまろやかになり、さらに、無理なくエネルギーアップにもなります。

■麺類にプラス

そうめんやうどんなどには、先に紹介した「ごま油」の他に、「たまご」や「天かす」などもおすすめです。

■おかずにプラス

おかずには「マヨネーズ」や「すりごま」を食べる前にトッピングすると、エネルギーアップにつながります。

調理の工夫でエネルギーアップ

調理の工夫でエネルギーアップ

食事のエネルギー量をプラスしたいときに、工夫したいのが『調理法』です。料理は、「ゆでる」「蒸す」「煮る」という調理法よりも、「揚げる」「炒める」「焼く」ほうがエネルギーがアップします。例えば、豚肉を食べるのであれば、しゃぶしゃぶではなく「唐揚げ」や「とんかつ」、白米を食べるのであれば「チャーハン」、野菜を食べるのであれば、おひたしよりも「野菜炒め」など、油を使った調理法を取り入れてみましょう。
油を使った揚げ物や炒めもの、お肉などが食べにくいときには、「酸味」や「香り」をプラスすると食べやすくなる場合もあります。お酢やレモンの酸味をプラスして、さっぱりした口当たりにしてみたり、バジルや大葉、しょうがやみょうがなどの香りのあるものをプラスするなど、食べやすくする工夫も取り入れてみてくださいね。

身近なお店で調達できる「少量高栄養」の食べ物

身近なお店で調達できる「少量高栄養」の食べ物

「少量高栄養」という言葉を耳にしたことがありますか?その名の通り、少しの量で高いエネルギーやたんぱく質などの栄養が摂れるので、食欲がわかないときの頼もしい味方となる食べ物です。
たんぱく質は筋肉などをつくる栄養素。たんぱく質の補給は必要ですが、たんぱく質から筋肉などに合成されるときはエネルギーも必要で、双方のバランスも大切になります。
まずは「エネルギー補給」を優先し、筋肉などに蓄えられたたんぱく質が分解されるのをある程度防ぎ、その後に「たんぱく質が摂れる食品」をとりましょう。

栄養素から食べ物を分類すると「主にエネルギーが摂れるもの」「主にたんぱく質が摂れるもの」「エネルギーもたんぱく質も摂れるもの」の3タイプがあります。

さまざまなメーカーの商品がありますが、ここでは身近なコンビニエンスストアやスーパーマーケットで買うことができる、少量高栄養のべ物をご紹介します。食欲や体調と相談しつつ、栄養バランスにも少し気を配れるといいですね。

<主にエネルギー補給ができる食品>

・カステラ
・まんじゅうや大福といった和菓子
・チョコレート
・シャーベット など

<たんぱく質補給ができる食品>

・ヨーグルト
・豆腐 など

<エネルギーとたんぱく質、両方補給できる食品>

・アイスクリーム(高脂肪タイプのもの)
・プリン
・チーズ など

登山やマラソン、サイクリングなどがお好きな方は、いわゆる「行動食」や「補給食」をイメージすると、分かりやすいかもしれません。長時間の運動を伴うスポーツには、エネルギー補給が必須。しかも持ち運ぶ必要があり、小さくてエネルギーが採れる食べ物が適しているので、「少量高栄養」となるのです。こんなふうにイメージすると、上記以外の食べ物も選びやすいかと思います。
お子さんが大好きな“おやつ”のようなものが多いので、ご家族に小さな子供がいる方は一緒に選ぶのもまたおすすめです。

食べ方の工夫や食品の選び方を知って、量が食べられないときは無理をせずに毎日の食事を楽しみましょう。


記事協力:おいしい健康

食事の”量”をたべられないときにもおすすめ

ピンチョス2種類

パンキッシュ

栄養士コメント

ピンチョスとはイタリア語で「串に刺し、つまんで提供する食べ物」の意。サラダの材料も片手でつまめ、気軽に口に運べます。

栄養価(1人分)

エネルギー 98 kcal たんぱく質 7.3 g
脂質 5.9 g 炭水化物 4.0 g
食物繊維 0.8 g 食塩相当量 0.9 g
カリウム 191 mg カルシウム 65 mg
マグネシウム 13 mg リン 95 mg
0.4 mg 亜鉛 0.6 mg
ビタミンA 39 µg ビタミンE 0.8 mg
ビタミンB1 0.07 mg ビタミンB2 0.09 mg
ビタミンB6 0.13 mg ビタミンB12 1.4 µg
葉酸 21 µg ビタミンC 16 mg
ビタミンD 4.2 µg コレステロール 17 mg

材料(1人分)

使⽤量
<サーモンときゅうり>
スモークサーモン 1・1/2枚分(15 g)
きゅうり ピーラーで削ったもの6枚分(30 g)
レモン いちょう切り3枚分(2 g)
<プチトマトとチーズ>
プチトマト 3個 (30 g)
モッツァレラチーズ(ひとくちタイプ) 3個 (15 g)
A 塩 少々(0.3 g)
A オリーブ油 小さじ1/2 (2 g)
A 粗びき黒こしょう 少々
A ピンクペッパー(あれば) 少々

手順

  1. きゅうりはピーラーでリボン状に削り、2枚重ねて2〜3cm幅に折りたたみます。
  2. レモンは輪切りを、さらに6等分のいちょう切りにします。(そのうちの3枚を使います。)1のパンに2をのせ、Aの材料を混ぜ合わせた卵液を作ってかけます。
  3. 1のきゅうり、3等分に分けて一口大に折ったサーモン、2のレモンを重ねてピックで刺します。
  4. プチトマト、モッツァレラチーズを一緒にピックに刺します。
  5. 3と4をそれぞれ3個ずつ作ります。器に盛り、全体にAをかけて、出来上がりです。

好みの具で ひと口彩り細巻き

バナナキャラメルケーキ

栄養士コメント

定番の材料に「ひと工夫」。具なしの細巻きを作り、好みの具をのせれば、簡単で華やか。普段にも、おもてなしにもピッタリです。

栄養価(1人分)

エネルギー 181 kcal たんぱく質 3.8 g
脂質 0.7 g 炭水化物 38.9 g
食物繊維 1.1 g 食塩相当量 0.4 g
カリウム 92 mg カルシウム 20 mg
マグネシウム 16 mg リン 56 mg
0.4 mg 亜鉛 0.8 mg
ビタミンA 38 µg ビタミンE 0.2 mg
ビタミンB1 0.04 mg ビタミンB2 0.06 mg
ビタミンB6 0.04 mg ビタミンB12 1.1 µg
葉酸 35 µg ビタミンC 5 mg
ビタミンD 0.0 µg コレステロール 6 mg

材料(1人分)

使⽤量
ご飯 100 g
板海苔 1/2枚(1.5 g)
乗せる具(例)
@たらこ 少々 (2 g)
@小ねぎ(小口切り) 1/5本分(1 g)
A梅肉(梅干しの果肉をほぐしてもよい) 少々 (2 g)
A青じそ 少々(1/8枚程度)
B昆布つくだ煮 少々 (2 g)
B白炒りごま 少々(0.5 g)

手順

  1. ご飯はあらかじめ粗熱をとります。
  2. 海苔は、細巻き1本(6等分)に対し、板海苔の1/2を使います。短い方を二つ折りにして、キッチンばさみで切り離します。
  3. ラップを広げ、2の海苔をザラザラした面が上にしておき、巻き終わりの奥側を2cm程残して、ご飯を広げます。
  4. 手前から奥へ巻きます。濡れ布巾を用意し、包丁を拭きながら6等分に切り分けます。切り口に好みの具をのせて出来上がりです。

レシピ協力:おいしい健康

2019年12月掲載

皆さんからの体験談

皆さまの体験が誰かの生きる力になります

「自分らしくがんと向き合う皆さんの姿、想い」
「患者さんからご家族への想い」「ご家族から患者さんへの想い」

このようなテーマで皆さまからの
体験談を募集しています詳しくはこちら

掲示板

自分らしくがんと向き合うために

患者さんやご家族の方が情報交換いただる掲示板です

生活や仕事、コミュニケーションなどに関する
お悩みを募集しています詳しくはこちら