がんになっても -がんの治療を、その人「らしい」生活のなかで。-

アストラゼネカ

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乳がん・前立腺がん・肺がんを中心に患者さん・ご家族の体験談、高額療養費制度などの情報を紹介

私からのメッセージ

竹山佳子さん(仮名)
がんであることの不安やつらさ
一人で抱え込まないで
ほんの少しの勇気で前向きに

人生で初めて行った婦人科で卵巣がん発覚

46歳の時でした。熱が下がらない状態が2,3日続き、風邪かなと軽く考えていたんです。ところが、急に熱が38度を超え、お腹に痛みを感じました。それまでの私は、病気をすることなんてほとんどなく、多少体調が悪くても、病院に行くことはめったにありませんでした。なのに、今考えると不思議なのですが、その時は「明日病院に行かなきゃ」と強く感じたんですよね。

翌日、町のクリニックに行き、超音波(エコー)検査を受けた途端、「婦人科に通っていますか」と聞かれました。実は私はこれまで一度も、婦人科に行ったことがありませんでした。すぐに紹介され出向いた総合病院では、卵巣が腫れていて「あまり良くない感じがする」と告げられ、すぐに入院して、家族を呼んでくださいと医師や看護師から説得されましたが、急なことで、仕事もありますし、一度帰らせてもらったんです。その後、家族の勧めで、県外の別の病院に行き、超音波検査をした段階で「卵巣がんに間違いないですね」と。告知を受けても最初はなんとなく、ああ、がんなのか、という感覚だけ。とにかく一刻も早くがんを取り除きたいという一心でした。手術は無事成功し、術後に抗がん剤治療を3クール受けて、5カ月の休職を経て復職。またハードな仕事の毎日に戻りました。

1年半後に再発、自分の希望を伝える大切さを知る

術後から1年半が経過した頃、再発が発覚。この時、医師からは抗がん剤のみの治療になると告げられました。手術ができないと告げられ戸惑う私を見て、付き添ってくれた兄が、ほかの治療方法はないか、どうしても手術を受けられないのかと尋ねましたが、この病院では、卵巣がん再発時は手術は行わない方針とのこと。私は、がんを取りたい気持ちが強く、セカンドオピニオンを受けるために別の病院を受診。ここでも抗がん剤治療を勧められましたが、手術はできないのかと聞くと「できないこともないです」との返答。手術を強く希望し、卵巣と子宮を摘出。再び抗がん剤治療を受けました。これまで働きすぎていた自分を省みて、今度は10カ月の休職期間をとり、少し緩やかな仕事状況である部署に異動し、現在も仕事を続けながら、月に1度の経過観察をしています。あの時、自分の意思をちゃんと持つこと、それを伝えてセカンドオピニオンを受けたことは本当に良かったなと思っています。

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「自分らしくがんと向き合う皆さんの姿、想い」
「患者さんからご家族への想い」「ご家族から患者さんへの想い」

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