肺がんの体験談

悩みや不安を抱えたときにどのようにがんと向きあえばよいのか。
自分らしくがんと向きあう患者さんやご家族の体験談・メッセージなどをご紹介します。

みなさまの
体験談
患者
  • がんの治療を終了し、定期的な検査通院中

肺がん 55歳 男性 自営業

右肩が痛くなったため整形外科に通い、リハビリをしていました。
3ヶ月たっても治らないので違う整形外科に行ったところ、肺に影があるから早めに呼吸器科に行った方が良いと!
案の定、肺がんと診断されました。
妻に何と伝えれば良いのか悩み、家には子供達がいたので、妻を車に呼んで妻だけに病名を告げました。2人無言で泣きました!
その後呼吸器科の先生に紹介状を書いていただき、がんセンターに行きました。
自分の診察の順番が来て先生とお話しし、検査をすぐにやってくれ、結果もすぐに出ました。
結果、右扁平上皮がんと診断されステージ3B。手術はできないということで翌月から放射線、抗がん剤治療で様子を見ることに。
放射線治療のため、ほぼ毎日病院へ通いました。
大変でしたが、入院してずっと病院にいるよりは気分も違っていいのではと思い、自宅から通うことにしました。
治療の成果もあり、7センチあったがんも3センチ弱となり手術が出来ることになりました。
その後無事手術をし、肺の1/3を摘出しました。「無事がん細胞は全部取れたからね」と先生に言われて本当に頑張ってよかったと、、
先生や看護師の皆様も本当に感じが良かったです。

今は経過観察中で月に1回通っていますが、仕事復帰して社会に戻っています。
治療中は「俺は治るのか、こんなに辛くなるのか」など色々な事を考えました。
だけど、近所に同じがん患者の方がいて話をするだけで気持ちも楽になりました、何故だか同じ仲間みたいな感じですかね。
今はがんも治る可能性のある時代です。諦めないで下さい!
先生を信じて治療してください。

勇気づけられた言葉、場面