悪性リンパ腫の体験談
悩みや不安を抱えたときにどのようにがんと向きあえばよいのか。
自分らしくがんと向きあう患者さんやご家族の体験談・メッセージなどをご紹介します。
本サイトに掲載している体験談は、患者さんからの投稿内容に基づき掲載しています。
病状や経過、治療への向き合い方などはお一人おひとり異なります。
ご自身の症状で気になることがあれば、医療機関を受診し、医師にご相談ください。
- みなさまの
体験談 - 患者
- がんの治療を継続中
悪性リンパ腫 19歳 男性 学生
大学病院の耳鼻咽喉科で扁桃とアデノイドの摘出手術を受けました。入院中の検査で、白血球の一種であるリンパ球のうちB細胞が先天的に少なく、T細胞が多いことが分かりました。また、入院中には原因の分からない発熱がたびたびありました。
退院後、右耳の下や首のリンパ節が腫れ始め、再度CT検査を受けたところ、扁桃やアデノイドのあった部位にも腫れが見つかりました。
担当の先生から、より専門的な検査や治療を受けられる大学病院の血液内科を紹介してもらいました。
紹介先でPET-CT検査や骨髄検査などを受け、まれな悪性リンパ腫の可能性が高いと説明されました。病気や治療、副作用について説明を受ける中で、不安でいっぱいになりました。家族の前ではなるべく平静を装っていましたが、心の中では「これからどうなるのだろう」と何度も考え、泣いてしまったこともありました。
現在は1コース目の抗がん剤治療中です。治療が始まると、想像していた以上に大変な毎日でした。シャワーを浴びた後、疲れて看護師さんに運んでもらったり、長い入院生活で気持ちが落ち込んだりする日もありました。それでも、医師や看護師さん、家族、そして周りの人たちに支えられ、一歩ずつ前を向くことができています。
勇気づけられた言葉、場面
同じように病気と向き合っている方の動画を見たり、音楽を聴いたりすることが心の支えになっていました。
その中でも特に印象に残っているのが、ある方のコメントです。
「薬が効くっていう時点で、気合いの問題じゃないって思ってる」
この言葉を見たとき、「自分ではどうしようもできないこともあるんだ」と気づかされました。
それまでは、「自分の気持ちが弱いだけなのかな」と自分を責めてしまうこともありました。しかし、この言葉に出会ってからは、自分を必要以上に責めないようにしようと思えるようになりました。
病気と向き合う中で、「頑張ること」も大切ですが、「自分を責めすぎないこと」も同じくらい大切なのだと感じています。