前立腺がんの体験談
悩みや不安を抱えたときにどのようにがんと向きあえばよいのか。
自分らしくがんと向きあう患者さんやご家族の体験談・メッセージなどをご紹介します。
- みなさまの
体験談 - 家族
- がんの治療を継続中
前立腺がん 26歳 男性
【父の状況】
2006年5月に腹部エコー検査をした時に前立腺が大きくなっていると指摘される。泌尿器科で精密検査PSA検査で26の値が出る。生検でがんと診断。骨盤内のリンパ節、全身の骨に転移が無いかどうかCT画像で診断、幸運にも転移無し。がんのステージはB2であったため手術で摘出が可能。現在は主にホルモン療法を継続中。縮小後、摘出手術の予定。PSAは投薬治療開始から約1ヵ月後に2.1に値が低下。がんのステージが手術できる状況か否か診断が下るときに、一番心が動揺した。
父ががんかも知れないと聞いたときは本当にびっくりした。がんではない事を祈った。しかしがんだった。転移していない事を願った。転移も無く、手術で摘出できる大きさだと知ったときは、本当に嬉しく、母と涙した。現在は治療を継続中だが、経過が良好のようで安心している。父には長生きしてもらいたい。父はがんの家系なので私自身も50歳を超えたらPSAなどの検査を受けたい。