肺がんの体験談
悩みや不安を抱えたときにどのようにがんと向きあえばよいのか。
自分らしくがんと向きあう患者さんやご家族の体験談・メッセージなどをご紹介します。
- みなさまの
体験談 - 家族
- がんの治療を終了
肺がん 31歳 女性 会社員
2008年9月、私が28歳のときに、父が末期ガンを告知され、その後、1年9ヶ月で亡くなりました。 がん治療は、実際に向き合ったことがある人にしかわからない厳しい現実や苦しみがあります。 だからこそ見えてくるかけがえのないものがあります。 その中で、発展途上にある治療をどう選択していくか不安に駆られながらも強い心を失わないようにがむしゃらに行動していった日々でした。 一緒に、がん治療と闘う人々の力になりたい。看病する側としても大好きな父の末期がん闘病を見守り、そう、強く思いました。 この期間に得たたくさんのものを、今、そしてこれからがん治療と闘う人々の心に寄り添い少しでも何か力になることができればという渾身の思いを込め、無我夢中でがん治療と真正面から向き合って見えてきたたくさんのものを詰め込んだ本『大切なひとのためにできること』を出版しました。