腎臓・副腎がんの体験談
- みなさまの
体験談 - 患者
- がんの治療を終了し、定期的な検査通院中
腎臓・副腎がん 60歳 女性 パート・アルバイト
私はシングルマザーで四人の子供を育てて自分の体より子供の事を中心にして生活していました。職場で胸椎骨折をして傷病手当てを貰いながら生活していましたが、持病の脊椎関節炎の悪化で障害年金と障害者手帳を取ろうとかかりつけの整形外科の医師に相談しました。障害年金についての診断書はその医師にお願いできましたが、障害者手帳の方は他の指定医に紹介状を書いてもらって診察していただくことになりました。CT、MRIを撮った後の診察で、腎臓に大きな腫瘍があり、子宮にも影があるという告知をされ泌尿器科と婦人科がある総合病院に紹介状を書いてもらいました。年末だったので年明けに総合病院を受診することに決めて育休中の長女に電話して泣いてしまいました。
その後、総合病院の予約が取れたので長女と孫と次女の付き添いで受診しました。婦人科では子宮筋腫で経過観察しましょうと言われ、泌尿器科では腎臓がんのステージ2ですぐに手術をしたほうがいいと言われました。翌月に手術と決まりましたが、高血圧なのがわかり手術は延期になりました。
その後、手術が決まり、コロナに感染してないかを確認するためにCTで肺炎の検査を実施しました。入院後は面会禁止であったので家族との連絡はLINEのみでした。5時間くらいの手術で左腎臓を摘出しました。手術2日目から重湯の食事が出て、歩行もOKなので歩くように言われて、4日目にトイレに行けるようになりました。術後8日目に退院して、2週間後に手術の検査結果を聞くために受診しました。結果は腎臓がんでステージ1で3カ月後の受診時に経過観察と検査をすることになりました。
職場での怪我や持病の悪化がなければがんがわからなかったので良かったと思ってます。
勇気づけられた言葉、場面
泌尿器科の先生がありふれた手術だからほとんど失敗しないと自信満々で言われたのがすごく安心しました。
長女が看護師だったので一番不安だったときに、転移したらその時考えればいいと言ってくれたので気が楽になりました。