食道がんの体験談

悩みや不安を抱えたときにどのようにがんと向きあえばよいのか。
自分らしくがんと向きあう患者さんやご家族の体験談・メッセージなどをご紹介します。

みなさまの
体験談
患者
  • がんの治療を継続中

食道がん 60歳 男性 自営業

2019年9月の検診で要検査と診断され、行きつけのクリニックで2020年1月に内視鏡を実施。食道下部に悪性腫瘍といわれ大学病院を紹介していただきました。様々な検査の結果、食道腺がんステージIIIとの事で、手術を勧められました。家族で相談し、手術を受ける事にしました。
まずは、2カ月間抗がん剤治療をおこない、5月頃に手術予定となりました。抗がん剤治療中は、痺れが酷く、仕事するにはつらかったです。抗がん剤の効果で腫瘍が小さくなっており、予定通りに手術を行い、2週間で退院しました。
退院前から咳が止まらず、退院後も吻合部狭窄で2週間毎に拡張術を受けています。

勇気づけられた言葉、場面

2020年4月、抗がん剤でつらく、新型コロナウイルスで仕事も危うい状況となる中で、ある方から「コロナ収束まで少し休めという事なんだよ。60歳で還暦なんだし」といわれ、そういえば40年以上色々と働いてきたなと、ふと思いました。
心身共に休んで戻って来い。と言葉をかけていただき、頑張って復帰する気持ちになりました!
8月現在も未だにコロナウイルスの猛威がありますが、高齢及び体力の無い病人として罹らない様に気をつけております。