大腸・直腸がんの体験談

悩みや不安を抱えたときにどのようにがんと向きあえばよいのか。
自分らしくがんと向きあう患者さんやご家族の体験談・メッセージなどをご紹介します。

みなさまの
体験談
家族
  • がんの治療を終了

大腸・直腸がん 40歳 女性 

今から10年前28歳で直腸がん、人工肛門、即入院、手術と診断されました。独身の弟は何がなんだかわからない事態。痛みも無いのに、医者のシビアな言葉と取り乱す両親の姿。家族も医師も独身で20代の弟に告知できませんでした。跡取り息子に死の宣告を受けた事実と見えない敵がんが命を奪っていく事実だけが時を刻んでいった。何十回とわたる説明をされても理解できない家族。両親はやはり、告知できませんでした。なんとか命が危険な状態ということを弟にわからせ、手術。一命はとりとめました。2年後父親が大腸がんになりました。がんとは告知しませんでした。 今から7年前1999年の10月に弟は他界しました。同年孫が生まれました。父は5年を経過したところです。若くして病気になると周りの理解を得ることが大変でした。告知しないことが、治癒の近道だと信じていました。今はどうしたらよかったのか・・・告知しなかったことが気になっています。祈ることしかできなかった・・・・少しでも役にたてればと、この体験と思いを綴った本「今だから言える。太陽の光りの中で輝いた命」を出版しました。

勇気づけられた言葉、場面

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